
生後9〜12ヶ月で夜通し寝ないときに確認すること。昼寝上限・就寝時間・空腹・環境チェックのポイントと、癖になっている場合の考え方を、相談人数100名以上のジーナ式ガチ勢ママがまとめました。
生後9〜12ヶ月になると、以前よりまとまって眠れる子が増える一方で、
✔️夜中に何度も起きる
✔️夜通し寝なくなった
✔️以前できていたのに急に崩れた
という相談もとても増える時期です。
この時期は、発達・生活リズム・睡眠量の変化が重なりやすく、原因が1つではないことも少なくありません。
本記事では、ジーナ式の考え方をベースに、9〜12ヶ月で夜通し寝ないときに確認したいポイントをまとめます。
夜通し寝ないとき|確認したい7つのこと
まずは次の7つを確認しましょう
夜通し寝ないときは、まず以下を順番に見直します。
- 睡眠環境に問題ないか
- お昼寝上限を超えていないか
- お昼寝を減らすタイミングではないか
- 疲れすぎていないか
- 19:00以前に就寝していないか
- 空腹の可能性はないか
- 寝かしつけの癖はないか
1つずつ詳しくみていきましょう。
① 睡眠環境に問題はないか
- 寒すぎる
- 暑すぎる
- 湿度が不快
- 完全遮光
- 物音が多い
大人でも眠りが浅くなる環境では、赤ちゃんも途中で起きやすくなります。
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② お昼寝上限(2時間30分)を超えていないか
この時期は、日中の睡眠が長すぎると夜の睡眠圧が弱くなることがあります。
目安としては、昼寝合計2時間30分以内から確認してみると調整しやすいです。
ただし個人差が大きいため、眠そうなのに無理に削る必要はありません。
A.お昼寝合計2時間30分必要な子は、実際にはそこまで多くない印象です。
たとえば、2時間30分の内訳は 朝寝30分+昼寝2時間 です。
私の経験上、生後6ヶ月を過ぎると、ジーナ式スケジュールをちょうどよく活用できる体力がついてくる子が増えてきます。さらに9〜10ヶ月頃になると、朝寝卒業ステップへ進める子も多くなります。
朝寝卒業が進むと、自然と朝寝30分が不要になり、昼寝合計は1時間45分〜2時間15分ほどにおさまる子が多い印象です。
③ お昼寝を減らすタイミングではないか
朝寝卒業へ向かう子も増える時期です。
✔️朝寝が長い
✔️昼寝開始が遅れる
✔️夜の寝つきが悪い
✔️夜間覚醒が増える
このような場合は、朝寝卒業ステップを進めるサインかもしれません。
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朝寝卒業ステップを進めると必然的にお昼寝合計が減ります。

お昼寝合計がたった10分減るだけでも
夜間の睡眠時間が30分以上伸びた!
なんてケースもよくあります。
④ 疲れすぎていないか
逆に疲れすぎてもでも、夜間/早朝に眠りが浅くなる子は多いです。
- 昼寝が短い
- 抱っこでしか寝ない
- 途中で起きる
- 夕方ぐずぐずする
この場合は、単純な疲れすぎで夜通し寝にくくなっている可能性があります。

✍️意外な盲点は「朝寝不足」
「昼寝は2時間しっかりできているのに夜通し寝ない」という場合でも、
実は 起床〜昼寝までの疲れすぎ が影響しているケースがあります。
特に、
✔️朝早く起きた
✔️朝から眠そう
✔️朝寝を急に減らした
✔️朝寝卒業を急ぎすぎた
このような場合は、昼寝で回復しきれず、夜間〜早朝に眠りの浅さとして出る子もいます。
私の経験上、9〜12ヶ月は「昼寝時間」だけでなく、“どのタイミングで疲れているか” を見ると原因が見つかりやすいです。一見「昼寝しすぎ」に見えても、実際は逆に疲れすぎだった、というケースも少なくありません。
⑤ 19:00以降に就寝できているか
この月齢では、早すぎても遅すぎても崩れやすい時期です。
特に18時台に入眠し、そのまま深い眠りへ入ると、体内時計の関係で早朝覚醒につながる子もいます。
もちろん、人は入眠後に深い睡眠へ入っていくため、寝始めにぐっすり眠ること自体は自然な反応です。
ただ、
✔️夕方から限界ぐずぐず
✔️消灯した瞬間に寝落ちする
✔️声かけにもほとんど反応しない
など、『気絶するように』一気に眠りへ落ちる場合は、疲れすぎの可能性もあります。
この場合は「よく眠れている」というより、起きている時間が長すぎて睡眠圧が強くなりすぎているケースも考えられます。
またジーナ式は、夜間11.5〜12時間睡眠を想定のスケジュールです。
そのため、18:00台に入眠すると、翌朝7:00頃まで眠るのが難しくなる子もいます。
これらのような場合は、日中の睡眠や活動時間に見直しの余地があるケースもあります。
まずは19:00以降就寝を目安に整えてみましょう。
⑥ 空腹の可能性はないか
意外と見落としやすいのが空腹です。
- 昼食量が少ない
- タンパク質不足
- ミルク量が急に減った
- 活動量が増えた
9〜12ヶ月は発達の成長により動きが増え、必要エネルギーも上がります。
厚労省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」でも、9〜11ヶ月頃はたんぱく質必要量が増える時期とされています。
厚生労働省-「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 乳児・幼児より
昼間の食事量・授乳量を見直すだけで、夜間早朝・早朝覚醒が改善するケールもあります。
⑦ 寝かしつけの癖はないか
それでも毎日同じ時間に起きる場合
上記を確認しても、
- 毎日ほぼ同じ時間に起きる
- 起きると元気
- 部屋を明るくすると元気
- 抱っこでしか再入眠しない
この場合は、空腹や生活リズムというより、眠りが浅くなったタイミングでそのまま起きてしまい、再度眠るために「寝るの手伝って」と求めて覚醒している可能性があります。
ジーナ式では、状況に応じてセルフ再入眠を促す考え方(Controlled Crying)が紹介されています。
ただし家庭ごとの価値観もあるため、無理なく選択することが大切です。
本記事ではジーナ式でよく出てくる「コントロール・クライイング(Controlled crying)」とはいったい何でしょうか。どのような時にこのメソッドを行い、どのようなやり方なのかを今回はまとめました。※私の[…]
さいごに
9〜12ヶ月の夜通し寝ない問題は、ねんねが後退したように見えて、実は成長に伴う変化の途中であることも多いです。
焦って1つだけ調整するより、
- 環境
- 昼寝量
- 就寝時間
- 空腹
- 習慣化
この順で冷静に見直すと、改善の糸口が見つかりやすくなります。

生後9〜12ヶ月のよくある睡眠トラブルをまとめました。朝8:00近くまで寝る・昼寝で起きる・就寝拒否・早朝覚醒など、この時期に増えるズレの原因と調整の考え方を、相談人数100名以上のジーナ式ガチ勢ママが解説します。9〜[…]
■ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
■Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
■Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24
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