
生後9〜12ヶ月で5〜6時に起きる早朝覚醒の理由と調整方法。
朝寝卒業との関係と、いきなり減らさないためのステップを、相談人数100名以上のジーナ式ガチ勢ママが解説します。
「最近、毎朝5〜6時に起きるようになった…」
生後9〜12ヶ月頃になると、これまで夜通し眠れていたのに、突然早朝に目を覚ますようになることがあります。
この時期は、朝寝卒業に向けた移行や昼寝時間の変化、活動量の増加など、睡眠スケジュールを見直すタイミングが重なりやすい時期です。
だからといって、いきなり朝寝をなくしたり、就寝時間を大きく変更したりする必要はありません。
この記事では、生後9〜12ヶ月の早朝覚醒について、まず確認したい原因から、スケジュールを段階的に調整していく方法までまとめます。
まず確認したいこと
生後9〜12ヶ月頃になると、これまで夜通し眠れていたのに、
- 5時頃に起きるようになった
- 6時前に目を覚ます
- 朝早く起きて、そのまま眠れない
- 朝寝・昼寝の時間を見直しているのに改善しない
といった早朝覚醒に悩むことがあります。
この時期の早朝覚醒では、まず「夜通し寝ないとき」と同じように、睡眠環境や昼寝、就寝時間、空腹などに問題がないか確認してみましょう。
そのうえで、9〜12ヶ月頃に特に確認したいのが、
「そろそろ昼寝を減らすタイミングではないか?」
ということです。

ほかに大きな問題が見当たらない場合、朝寝・昼寝のバランスが現在の体力に合わなくなっていることが早朝覚醒のきっかけになっているケースが多いです
朝寝卒業の時期と早朝覚醒の関係性
9〜12ヶ月頃は、少しずつ朝寝を短くしたり、最終的に朝寝を卒業したりする時期です。
ただし、朝寝の必要量にはかなり個人差があります。
例えば、
- 朝寝がなくなる
- 朝寝15分+昼寝1時間45分程度
- 朝寝をもう少し長く残す
など、お子様によってさまざまです。
そのため、「9ヶ月になったから朝寝をなくす」のように月齢だけで一気に減らす必要はありません。
基本的には、朝寝卒業のステップを参考にしながら、その子の体力に合わせて少しずつ調整していきます。
早朝覚醒している場合は、いきなりお昼寝を減らさない
早朝覚醒の調整で特に注意したいポイントです。
すでに5〜6時頃に起きる状態になっている場合、「昼寝が長いから朝寝をなくそう」といきなり昼寝を減らすと、かえって疲れすぎてしまうことがあります。
疲れすぎによって、
✔️夜中に起きる
✔️寝つきが悪くなる
✔️朝方にさらに眠りが浅くなる
など、別の睡眠トラブルにつながることもあります。

早朝覚醒が癖になっている場合は、一度朝寝を少し長めに戻してから、段階的に朝寝を短くしていく方法がある!
早朝覚醒がある場合の朝寝・昼寝の調整
ジーナ式では、次のような調整方法が紹介されています。
STEP① 朝寝を一度45分程度に戻す
まず数日間、朝寝を45分程度にする
それに合わせて昼寝の開始時間を遅らせ、昼寝は1時間15分程度を目安にする
この段階では、まず早朝覚醒を改善して、7時頃まで眠れる状態を作ることを優先します。
数日間、このスケジュールで7時頃まで眠れるようになったら、次のステップへ進みましょう。
STEP② 朝寝を短くし、昼寝へ睡眠を移していく
できるだけ朝寝の開始時間を遅らせながら、朝寝を15〜20分程度まで短くし、昼寝を1時間40〜45分程度に伸ばしていく
つまり、朝寝をなくす・短くする → その分を昼寝へ移すという考え方です。
いきなり朝寝をなくすのではなく、睡眠の配分を少しずつ後ろへ移していくイメージです。
実際のスケジュール例
もちろん起床時間や体力によって変わりますが、私が相談を受けた中では、例えばこのようなパターンがありました。
パターン①
朝寝:9:00前後〜45分
昼寝:13:00過ぎ〜1時間15分程度
朝寝を45分程度確保しつつ、昼寝の開始をできるだけ後ろへ持っていくパターンです。
パターン②
もう少し体力があるお子さんの場合は、
朝寝:9:00前〜1時間程度
昼寝:12:30〜13:00頃開始・1時間30分程度
といったスケジュールでうまくいくケースもありました。
ただし、ここは「長ければ長いほどいい」というものではありません。
お子様の体力によっては、朝寝・昼寝ともにもう少し長めに必要な場合もあります。
重要なのは記録
お子様の今の体力はどのくらいなのかを見極めることが、早朝覚醒改善の鍵となります。

でも、実際その場面になると、「これは疲れ、寝過ぎ?どっち?」とかなり迷う!
なので私は、1~2日かけて片方ずつ対策を試して記録してました
どちらを試すときでも大事なのは詳細を記録することです。
- 起床時間
- 夜間の睡眠時間
- 朝寝の開始時間、寝付くまでにかかった時間、寝た長さ
- 昼寝の開始時間、寝付くまでにかかった時間、寝た長さ
- 夜の就寝時間、寝付くまでにかかった時間
- 他にいつもと違う様子はなかったか
トラブルがあった時は必ずこれらを記録して、疲れすぎているのか寝過ぎているのかの判断材料にしてみましょう。
本のやり方が向いていないケースもある
ここはかなり大事です。
例えば、朝寝を長くしてしまうと、昼寝の開始時間がかなり早くなってしまうというお子さんの場合、この方法はあまりおすすめできません。
今回紹介している方法は、すでに体力がついていて、本来なら朝寝を短くしていきたいのに、早朝覚醒のために朝寝を減らせず困っているというケースを想定した調整方法だからです。
まだ朝寝・昼寝ともにしっかり必要な時期のお子さんが無理に睡眠を後ろへずらそうとすると、疲れすぎにつながる可能性があります。
その場合は、6〜9ヶ月頃の早朝覚醒への調整方法を参考にしたほうがいいケースもあります。

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■ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
■Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
■Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24
■トレイシー・ホッグ「トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全 」,ブックマン社 ,2006/11/25
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