
ジーナ式では、授乳は「量」よりも「リズム」が重要と考えます。
授乳スケジュールを大きくアレンジしない理由や、流れを整える考え方を、相談人数100人以上のジーナ式ガチ勢ママの経験をもとにまとめました。
本記事では、ジーナ式における「授乳のリズム」の考え方についてまとめています。
細かい授乳量や配分の調整方法ではなく、
- なぜ授乳スケジュールが用意されているのか
- なぜ大きなアレンジをおすすめしないのか
- 授乳と睡眠の流れをどう捉えるとよいのか
といった、全体を見渡すための基本的なポイントを整理していきます。
具体的な配分や調整方法については、別の記事で詳しく解説していますので、今つまずいている部分にあわせて、あわせて読んでみてください。
授乳量や時間帯ごとの配分については、別記事で詳しくまとめています。
▼具体的な調整方法を知りたい方はこちらをご覧ください
ジーナ式で授乳がうまくいかないと感じるときは、量ではなく「飲みやすさ」が原因のこともあります。姿勢・環境・タイミングの3つの視点から、しっかり飲んでもらうための整え方を、相談人数100人以上のジーナ式ガチ勢ママが解説します。[…]
授乳スケジュールの基本
ジーナ式の授乳時間は、基本的に以下の時間帯に設定されています。
- 7:00
- 11:00台
- 14:30
- 17:00・18:00台 ★
- 22:00台
★印の17:00・18:00台は、振り分け授乳として考えられており、就寝前にしっかり飲ませるために、1回分をそれぞれ半量ずつ与える時間帯です。
※月齢や生活リズムによって、時間は多少前後することがあります。
授乳スケジュールの重要性
なぜジーナ式には授乳スケジュールがあり、基本的に大きなアレンジをおすすめしていないのでしょうか。
それは、授乳のリズムが整うことで、睡眠のリズムも整えやすくなると考えられているからです。

ジーナ式では、日中の起きている時間に、1日に必要なエネルギーをしっかり摂取することが、夜の睡眠を安定させるポイントとされています。
Question
授乳スケジュールを大幅にアレンジするとどうなるの?
Answer
日中の授乳間隔が長く空いてしまい、起きている時間内に必要な量を飲みきることが難しくなることがあります。
一方で、本を読んでいると「最初の胸から最長20分〜」などの細かい記載に、「正直、そこまで守れない…」と感じることもあるかもしれません。
ここで注意したいのは、その時間、必ず授乳し続けなければならない、という意味ではないという点です。厳密に分単位で守る必要はなく、その時間帯に赤ちゃんがしっかり飲めていれば問題ありません。
授乳スケジュールを守るコツ
授乳スケジュールを守るうえで、私が大切だと感じているポイントは次の3つです。
- 授乳スケジュールを大幅にアレンジしない
- 「◯時以降は授乳を控える」と記載されている時間帯は守る
- 振り分け授乳を行う場合は、記載されている時間帯で行う
完璧に守ることよりも、「なぜその時間なのか」という意図を崩さないことが大切です。
授乳のスケジュールを大幅にアレンジしない
ジーナ式では、
- 日中に授乳間隔をあけすぎないこと
- 起きている時間の中で、1日に必要な量をほとんど飲み切ること
この2つを両立できるように、授乳スケジュールが組まれています。
授乳スケジュールのアレンジは、しっかり飲むべき時間に飲めなくなり、1日に必要な量が足りなくなる可能性があります。
実際に、相談の中でよく見られるのは次のようなケースです。
しっかり飲むべき時間に飲めない
昼寝が続かない・夜にまとまって眠れない
あまり飲まなくていい時間に飲みすぎてしまう
次の授乳に影響・寝起きが不機嫌
授乳を控える時間に授乳してしまう
次の授乳でしっかり飲めず、昼寝で起きてしまう
1回で飲み切れず頻回授乳になる
お腹が苦しい・寝つきが悪い・吐き戻し・黄昏泣きのような様子
このように、授乳スケジュールのアレンジは、夜間に授乳が必要になったり、睡眠や生活リズムが乱れてしまう可能性があるため、注意が必要です。
お出かけなど特別な日を除き、できるだけ授乳スケジュールはアレンジしないことをおすすめします。
授乳を控える時間がある理由
ジーナ式には、「この時間以降は授乳を控える」 とされている時間帯があります。
- 7:45以降(0〜2週は8:00以降)
- 15:15以降
7:45以降に授乳を控える理由
理由は、11:00台の授乳で、しっかりたっぷり飲むためです。
7:00と11:00台の両方で十分に飲めていないと、昼寝を2時間以上しっかり続けることが難しくなります。
そのため、7:45以降の授乳は控え、11:00台にしっかり空腹を作ることが大切になります。
15:15以降に授乳を控える理由
理由は、17:00・18:00台の授乳で、22:00まで眠るために必要な量を飲むためです。
この時間帯で少量の授乳をしてしまうと、夕方〜就寝前にしっかり飲めなくなり、夜のリズムが崩れやすくなります。
振分授乳を適切に行う
17:00・18:00台は、就寝前につなげるための大切な時間帯です。この時間は、どちらか一方でたくさん飲ませるのではなく、2回に分けて調整する「振分授乳」を行います。
振分授乳を適切に行うことで、
- 就寝前にしっかり飲める
- 夜のぐずりや覚醒を減らしやすくなる
といったメリットがあります。
他にもジーナ式では、トラブル対応や対策として振分授乳を活用しています。
振分授乳の具体的なやり方や調整方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
具体的調整方法について
授乳スケジュールの考え方や基本を理解した上で、実際の調整は「時間帯ごと」に考えていくと整理しやすくなります。
ここから先は、授乳時間ごとの役割や、よくあるトラブル・調整方法をそれぞれの記事で詳しく解説しています。今つまずいている時間帯から、必要なところを読んでみてください。
▼授乳量と授乳配分について
ジーナ式で授乳がうまくいかないと感じるときは、量ではなく「飲みやすさ」が原因のこともあります。姿勢・環境・タイミングの3つの視点から、しっかり飲んでもらうための整え方を、相談人数100人以上のジーナ式ガチ勢ママが解説します。[…]
▼各時間ごとの解説
7:00の授乳|午前の配分が重要な理由
11:00の授乳|トラブルと調整方法
14:00の授乳|午後につなげる考え方
17〜18:00の授乳|夕方の配分と注意点
22:00・夜間の授乳|夜のリズムを整えるポイント
▼振分授乳について
振分授乳について|基本のやり方と注意点
さいごに
授乳スケジュールは、「きっちり守らなければいけないルール」ではありません。ジーナ式では、授乳の流れや配分を意識することで、赤ちゃんが飲みやすくなり、結果として睡眠のリズムも整いやすくなると考えています。
うまくいかないときは、量を増やす前に「どの時間に・どんな流れで飲んでいるか」を一度見直してみてください。この記事が、今の状況を整理するヒントになればうれしいです。

▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
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