
生後9〜12ヶ月は離乳食が本格化し、授乳とのバランスに悩みやすい時期。ジーナ式をベースに、日本の離乳食ペースで起きやすいズレと、崩れたときの立て直し方を相談人数100人以上ジーナ式ガチ勢ママが、解説します。
生後9〜12ヶ月は、「もう授乳を減らしていいはず」と思う一方で、減らすと夜が崩れる・飲みが安定しない、そんな ズレが一気に出やすい時期です。
この時期に必要なのは、「減らす・減らさない」ではなく、どう判断するか。
生後9〜12ヶ月は、離乳食後期となり「食事っぽさ」が出てきますが、
- どこまで食べさせていいのか
- 授乳はいつまで必要なのか
と迷いやすい時期でもあります。
本記事では、生後9〜12ヶ月の離乳食について、「どれだけ食べさせるか」ではなく、授乳と離乳食のバランスをどう取るか、を判断軸に解説しています。
ジーナ式をベースにしつつ、日本の一般的な離乳食ペースで起きやすいズレや、「卒業」に振り回されやすいポイントを整理し、崩れたときに立て直すための考え方を中心にまとめています。
生後9〜12ヶ月の全体像|離乳食
生後9〜12ヶ月は、離乳食が占める栄養の割合が増え、「もう授乳を減らしていいのでは?」と考え始める時期です。
しかし実際には、
- 離乳食の進み方
- 食べムラ
- 体力や睡眠状況
によって、必要な授乳量やペースは大きく異なります。
この時期の離乳食は、「どこまで食べさせるか」よりも、授乳とのバランスをどう保つかが最も重要なポイントになります。
おさえておきたいポイント|基本
9〜12ヶ月の食事スケジュール
生後9〜12ヶ月は3回食が定着しはじめ、授乳は「減らすもの」ではなく、「役割が変わっていくもの」と考える時期です。
- 授乳量を急に減らしすぎない
- 食事の時間と授乳の役割を整理する
| 時間 | 食事 |
|---|---|
| 7:00 | 授乳(ほとんど飲む)→離乳食 → 授乳(残りを飲む) |
| 11:30 | 離乳食(ほとんど食べる)→ 水分補給 → 離乳食 → 水分補給(交互に) |
| 14:30 | 授乳(少量)・水または、おやつ |
| 17:00 | 離乳食(ほとんど食べる)→ 少量の水分補給 → 離乳食 |
| 18:00 | 授乳 |
スプーンの練習
赤ちゃん用と、食べさせる用のスプーンを2本用意します。
- 赤ちゃんがスプーンを口に入れようとする
- そのタイミングで、もう1本のスプーンで食べ物を口に入れる
12ヶ月頃になると、自分ですくって口に運べるようになる子もいます。
おさえておきたい!
平たいお皿よりも、お椀などすくいやすい器がおすすめです。
食事の出し方
後期以降、急に「食べない」「嫌がる」はよくあることです。
ジーナが挙げているポイントは以下の4つです。
- 毎日さまざまな食材を用意
- 色・形・質感に変化をつける
- お皿に山盛りにしない
- 少量ずつ出し、食べ終えたらおかわり
朝食|7:00
進め方
授乳(ほとんど飲む) → 離乳食 → 授乳(残りを飲む)
目安量
合計180〜240mlを目安
トレーニングマグで飲む練習を、無理のない範囲で取り入れてOK
A.9〜12ヶ月では、1日の授乳量を維持するために7:00と18:30が最重要の時間になります。
先に離乳食を食べてしまうと、
- お腹いっぱいになり飲まなくなる
- 1日の必要量が確保できなくなる
これらの対策のため、朝は「ほぼ飲む → 食べる → 残りを飲む」が基本です。
これは、1歳以降に牛乳へ移行したあとも朝晩2回で150〜180mlずつ飲む流れを見据えています。
昼食|11:30
進め方
離乳食(ほとんど食べる) → マグで水分 → 離乳食 → 水分(交互)
この時間は「食事が主役」です。
タンパク質は昼食で
タンパク質を含む食事は、夕食ではなく昼食がおすすめです。
その理由は以下の要因があるためです
- 17時頃は疲れやすく、機嫌が崩れやすい
- 好き嫌いが出やすい時間帯を避けられる
- 昼にしっかり食べられると、夕食時の負担が減ります。
昼食でタンパク質を食べなかった日は、夕食で粉チーズを少量追加して調整してもOKです。
おやつ|14:30
- 授乳を卒業している場合
水 または おやつ - 授乳が残っている場合
少量のミルク
9ヶ月以降、昼・夕食の量が増えると、この時間を減らさないと18:30の飲みが悪くなることがあります。
18:30の飲みが悪くなったら、14:30を減らす・卒業するサインと考え、少量のおやつに切り替え、18:30の授乳がしっかり飲めているかを判断軸に調整しましょう。
夕食|17:00
進め方
離乳食をほとんど食べる → 水 → 離乳食
おさえておきたい!
- 離乳食中の水分摂取は最小限
- 水分を取りすぎると18:30の飲みが悪くなりやすい
さいごに
生後9〜12ヶ月は、離乳食が進んでいるように見える一方で、実は一番スケジュールが揺れやすい時期だと、私は感じています。
「よく食べたから減らしていいのかな」
「もう卒業していい月齢なのかな」
そう思って調整した結果、夜の飲みが悪くなったり、睡眠が崩れたりして、結局また戻すという相談を、私は何度も受けてきました。
だからこそ、この時期は『今のバランスが保てているか』を見ることを大切にしてほしいと思っています。

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■ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
■Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
■Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24
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