
生後4〜6ヶ月のジーナ式「授乳・離乳食」の考え方を解説。離乳食開始で崩れやすい授乳リズムや、11:00・17:00・22:00の調整軸を、相談件数100人以上のジーナ式ガチ勢ママがまとめました。
本記事では、
離乳食開始にともなって授乳リズムにズレが出やすくなる時期に、スケジュールが崩れたときでも、親が立て直せる「考え方」を身につけるヒントになるよう、
- 離乳食開始によって変わること
- スケジュール調整をするときの判断軸
を中心にまとめています。
4〜6ヶ月の全体像
生後4〜6ヶ月は、離乳食開始によって授乳が崩れやすい時期です。
離乳食を主役にせず、授乳リズムと授乳量を軸に考えることが、この先をラクにするポイントになります。
おさえておきたいポイント|授乳
5〜6ヶ月になり離乳食が始まると、「授乳はもう減らしていいのかな?」と感じやすくなりますが、この時期はまだ、授乳リズムが睡眠や機嫌に大きく影響します。
授乳量の目安
生後4〜6ヶ月の授乳量は、
1回240ml前後が目安
※2回にわける場合は1回目120ml、2回目150ml
また、離乳食が始まっても、1日の授乳量は最低840〜900㎖程度は必要とされています
※ジーナ式の離乳食スケジュールで進めた場合
A. 生後5〜6ヶ月では、まだ離乳食ではなく、授乳が主な栄養源になるためです。
離乳食はあくまで「練習」の段階で、栄養の中心は引き続き授乳になります。
11:00の授乳開始に移行する
7:00の授乳をしっかり飲めるようになってきたら、これまで10:00台だった授乳を、11:00開始に移行していきます。
A. 主に、次の2つの理由が考えられます。
- 低月齢のころは10:00だった授乳が、最終的に12:00のランチタイムにつながっていくため
- 7:00の授乳量が増えることで、授乳間隔が4時間へと伸び、11:00でしっかり空腹になるため
22:00台の授乳は、少しずつ繰り上げ・減量する
夜通し眠る日が続くようになったら、22:00台の授乳は、急にやめるのではなく、段階的に調整していきます。
22:00台の授乳は、進め方や調整の仕方で迷いやすいポイントです。
起こしておく時間や、授乳量の減らし方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
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A. 次の2つに当てはまる場合は、22:00の授乳を卒業しても構いません。
- 22:00台を60ml程度まで減らした
- それでも夜通し眠れている
ただし、7ヶ月前後の成長期で、再び22:00台の授乳が必要になることがあります。
その場合は、一度卒業していても、様子を見ながら再開してOKです。
入浴前後の振り分け授乳の卒業
次の3つすべてに当てはまる場合は、振り分け授乳をやめてもよいとされています。
- 2週間連続で夜通し眠れている
- 17:00の授乳で、あまり空腹ではなさそう
- 17:00をやめても、22:00台の授乳量が大きく減らず、夜通し眠ることに問題がない
ただし、著書では、離乳食を開始するまでは、可能な限り振り分け授乳を続けることをおすすめしています。
その理由は、17:00の授乳をやめることで、③の条件に関するトラブルが起こりやすくなるためです。
一方で、私の経験上、22:00台の授乳を減らす目的で、17:00をやめて18:00の1回にまとめる方法も、ひとつの選択肢になると感じています。
おさえておきたいポイント|離乳食
厚生労働省では、離乳食の開始目安を生後5〜6ヶ月としています。
ジーナ式でも、生後4〜6ヶ月のスケジュールから「離乳食」という言葉が出てきますが、基本的には生後6ヶ月からの開始が推奨されています。
本記事では、ジーナ式で離乳食を進める際のポイントを、できるだけシンプルにまとめていきます。
離乳食開始のサイン
次のような様子が見られる場合は、離乳食開始を検討するタイミングと考えられます。
✔︎210〜240mlを4〜5回(1日840〜1200ml)飲めている
✔︎22:00台の授乳でしっかり飲んでも、夜間・早朝に覚醒がある
✔︎日中に、空腹による睡眠トラブルが見られる
授乳量を減らしすぎない
離乳食を始めたばかりの時期は、栄養の中心はあくまで授乳です。
離乳食がメインになるわけではありません。
特に、ジーナ式ではなく、日本の一般的な離乳食(10倍粥)から始めた場合は、しばらく授乳量が大きく減らないと考えてください。
その理由は、離乳食初期は栄養価がまだ低いためです。
| エネルギー量 比較表 | カロリー |
|---|---|
| 10倍粥 | 10gで約3.6kcal |
| 5倍粥 | 10gで約7kcal |
| 乳児用ミルク | 10㎖で約6.7kcal |
エネルギー量だけを見ても、ミルク10㎖を補うためにどれくらいの離乳食が必要かがわかると思います。
離乳食は11:00から始める
生後6ヶ月未満の場合は、朝一番の7:00の授乳をしっかり行う必要があります。
その理由は、1回食目を7:00(朝)にすると、授乳量が急に減り、睡眠トラブルにつながる可能性があるためです。
A.できるだけジーナ式のスケジュールを活用しながら、かつ安全を考えて、小児科の空いている時間に離乳食をはじめるには、7:00の授乳後に初めての食材を少量試し、メインの離乳食は11:00に行う方法がおすすめです。
11:00の進め方は「まず授乳から」
ジーナ式では、授乳量の確保のため、離乳食初期は「まず授乳から」が原則です。
5ヶ月で離乳食を始めた場合
生後5ヶ月で離乳食を始める場合は、授乳を最優先として以下の進め方をジーナ式では推奨しています。
- 授乳(全量)→ 離乳食
- 食事量が増えるのに合わせて、食前の授乳量を少しずつ減らしていく
- 食前が90ml程度になったら、食前の授乳を卒業
食後は、食前に飲んでいた授乳量(90㎖)を授乳する
※上記は、ジーナ式の離乳食メニューで進めた場合の考え方です。
6ヶ月で離乳食を始めた場合
6ヶ月以降で離乳食を始める場合は、「サンドウィッチ方式」で進めます。
- 授乳(半量)→ 離乳食 → 授乳(残り)
- 数日おきに、食前の授乳量を30mlずつ減らしていく
- 食前が90ml程度になったら、食前の授乳を卒業
食後は、食前に飲んでいた授乳量(90㎖)を授乳する
※上記は、ジーナ式の離乳食メニューで進めた場合の考え方です。
A.5ヶ月の方法を用いるのがトラブルが少なく進めやすいです。
食前の授乳が90ml程度まで減ったタイミングで、食後に90㎖前後を授乳をおすすめします。
A.赤ちゃんが機嫌よく離乳食を食べることができるようにするためです。
空腹すぎる状態で、離乳食を食べさせようとしても
- 離乳食を嫌がる
- 途中でぐずってします
このような原因になることがあります。
ご機嫌で離乳食を始められるようになるまでは、無理に授乳量を減らさず、少しずつ調整をしていきましょう。
2回食は17:00で行う
2回食は、17:00の時間帯で行うのが基本になります。
入浴前後で振り分け授乳を行っている場合
- 17:00 授乳(半量)→ 離乳食
18:00 授乳(半量) - 食事量が増えてきたら、17:00の食前の授乳を少しずつ減らす
入浴後の18:00を全量に増やしていく
入浴前後の振り分け授乳を卒業している場合✏️
17:00 離乳食
18:00 授乳(全量)
この場合も、授乳量が急に減りすぎないよう、全体の量を確認しながら進めましょう。
⑥授乳の途中で離乳食をあげない
授乳の途中で離乳食を挟むと、残りの授乳を嫌がり、飲まなくなってしまうことがあります。
そのため、離乳食を行う場合は、「まず授乳から」が基本になります。
※ 6ヶ月の昼食では、
ジーナ式のメニューは進むペースがやや早く、
食前の授乳が半量になっています。
さいごに
離乳食を始める前後のこの時期は、私自身、一番スケジュールが安定しやすいと感じました。
- ジーナ式のポイントに少しずつ慣れてくる
- 離乳食が始まると、考えることが一気に増える
この2つが理由です。
そう、離乳食が始まると、正直ややこしくなります。
進め方によって、本に書かれている通りの授乳量や時間には、ならないことも多いからです。
今回の離乳食のポイントでは、できるだけ「日本の一般的な離乳食の進め方の場合はどう考えるか」も意識してまとめました。
この記事が、同じように悩む方の「考える材料」や「判断のヒント」になれば嬉しいです。

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■ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
■Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
■Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24
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