
生後3〜4ヶ月のジーナ式ねんね・授乳のポイントを解説。
なぜこの時間設定なのか、始められる条件、前月齢からの変更点を整理。
相談人数100人以上のジーナ式ガチ勢ママがまとめました。
生後3〜4ヶ月は、安定しはじめたようで、まだ不安定な時期です。
この記事では、
- 前の月齢と比べて何が変わったのか
- なぜこの月齢でこのスケジュール設計になるのか
を中心にまとめています。
生後3〜4ヶ月の全体像
生後3〜4ヶ月は、夜にまとまって眠れる日が出てきて、「安定してきたかも?」と感じやすい時期です。
ただ、まだリズムが完成したわけではなく、日中や夕方の過ごし方次第で、夜の睡眠が崩れやすい月齢でもあります。
おさえておきたいポイント|授乳のポイント
授乳量の考え方
4ヶ月未満の場合、1日に必要なミルク量の目安は、以下の計算式で示されています。
体重(g)÷454×70㎖
ただし、3〜4ヶ月では、夜間の授乳が必要なくなる目安として、「日中に必要な量」が別途記載されています。
夜通し眠るために必要とされている授乳量の目安は、
7:00〜23:00の間で、約998〜1130ml
この数字は「達成しなければならない目標」ではなく、夜間授乳が不要になるケースでの目安量です。
実際には、体格や授乳回数、消化のスピードには個人差があります。
計算式や数字に当てはめることよりも、日中にしっかり飲めているか、夜間の睡眠が安定しているかをあわせて判断しましょう。
A. これまでの相談経験から見ると、次のような様子がある子は、少食なタイプであることが多いです。
- 順調に、体重が増えている
- 授乳量を増やすと、吐き戻しが増える
- 量を増やすことで、排便や睡眠に影響が出るなど、胃腸トラブルが見られる
A. 個人差はありますが、1日600〜700ml程度のケースもあります。
数字が少なく見えても、体重増加や機嫌、睡眠が安定していれば、必ずしも問題があるわけではありません。
成長期には、7:00の授乳量を30mlほど増やす
成長期には、それまでの量では足りなくなり、授乳量が増える子がほとんどです。
A. 毎回ミルクを飲み切っている場合は、成長期を疑ってよい目安になります。
また、
- リープ直前
- リープ中
といった時期も、成長期と重なりやすく、分かりやすいサインのひとつです。
一時的に量が増えるのは自然な反応なので、数日様子を見ながら調整していきましょう。
授乳量の増やし方
増やす場合は、
7:00 → 11:00 → 17:00+18:00の順に、それぞれ20〜30mlずつ増やしていきます。
それでも足りない様子がある場合は、14:00の授乳に、さらに20〜30ml追加して調整しましょう。
一度にすべて増やす必要はなく、赤ちゃんの飲み切り具合や様子を見ながら進めてOKです。
7:45以降の授乳は控える
7:45以降に授乳をすると、11:00の授乳量に影響が出やすくなるためです。
A. しっかり飲むことができなくなり、昼寝で空腹のまま寝付けなかったり、途中で起きてしまう原因になります。
11:00の授乳開始に近づける
10:30〜10:45の授乳は、11:00に遅らせていきましょう。
ただし、朝寝の分割を行なっている場合は、合間での授乳になるため、難しいこともあると思います。
この時間帯は、お昼寝の形にこだわるよりも、授乳の時間を優先して朝寝の分割の比率を調整していきましょう。
A. 主に、次の2つの理由が考えられます。
- 低月齢のころは10:00だった授乳が、最終的に12:00のランチタイムにつながっていくため
- 7:00の授乳量が増えることで、授乳間隔が3時間から4時間へと伸びていくため
15:15以降は授乳は控える
15:15以降に授乳をすると、17:00/18:00の授乳量に影響が出やすくなるためです。
A. 17:00の授乳量が減ると、18:00にたくさん飲むことになり、22時台に起きられなかったり、
しっかり飲めなくなる原因になります。
一方で、17時・18時の両方で授乳量が減ると、19:00の就寝で寝付けなかったり、22:00より早く目を覚ましてしまうことがあります。
17、18:00は振分授乳を行う
19〜22:00まで空腹で目を覚ますことなく過ごし、22:00台に必要な量をしっかり飲むためです。
A. 22:00前に目を覚ましてしまったり、1日に必要な量を十分に飲めず、22:00以降の睡眠に影響する可能性があります。
17:00は完全に空腹な状態ではないため、フル量をしっかり飲みきれないことが多いからです。
A. 22:00台に必要な量をしっかり飲めなくなり、22:00以降の睡眠に影響する可能性があります。
完全な空腹な状態で22:00を迎えられなくなるためです。
22:00台の授乳は、少しずつ繰り上げ・減量する
夜通し眠る日が続くようになったら、22:00台の授乳は、急にやめるのではなく、段階的に調整していきます。
22:00台の授乳は、進め方や調整の仕方で迷いやすいポイントです。
起こしておく時間や、授乳量の減らし方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
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A. 次の量が目安になります。
1日4回、210〜240ml飲んでいる場合
22:00台は120〜180mlで十分なケースが多い
7:00〜18:00の間で、840〜960ml飲めている場合
夜通し眠れる範囲で、22:00台は120〜180mlまで減らします
入浴前後の振分授乳のやめどき
次の3つすべてに当てはまる場合は、振り分け授乳をやめてもよいとされています。
✔︎ 2週間連続で夜通し眠れている
✔︎ 17:00の授乳で、あまり空腹ではなさそう
✔︎ 17:00をやめても、22:00台の授乳量が大きく減らず、 夜通し眠ることに問題がない
早ければ、この月齢で当てはまる赤ちゃんもいるでしょう。
ただし、著書では、離乳食を開始するまでは、可能な限り振り分け授乳を続けることをおすすめしています。
その理由は、17:00の授乳をやめることで、22:00台の授乳量が減りやすくなり、夜間の睡眠が不安定になるなどのトラブルが起こりやすくなるためです。
おさえておきたいポイント|睡眠のポイント
最長2時間は起きていてもらう≠2時間起こす
「2時間起きていなければならない」ということではなく、「どんなに長くても2時間まで」という意味です。
生後3〜4ヶ月の活動時間は、平均で1時間20分前後と言われています。
ジーナ式の目安のスケジュールに無理に当てはめるのではなく、お子様の様子に合わせて調整してOKです。
A. 疲れすぎてしまい、次のような影響が出ることがあります。
- 寝付くのが難しくなる
- お昼寝で途中で目を覚ましてしまう
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お昼寝上限は3時間が目安
必ずこの時間内に収めなければならない、ということではありません。
あくまで目安であり、例外もあります。
例外はもちろんあってそれはどんな場合か。
「通常より長く寝る必要のある子」です。
A. 以下の3つに当てはまる子です。
- 日中の活動時間が短い
- 夜の就寝時は、比較的すんなり寝つく
- 夜中の授乳後も、再びすぐ眠れる
これらに当てはまる場合は、お昼寝時間が長めでも問題ないことがほとんどです。
昼寝は14:30までには完全に目を覚ましていること
眠った長さに関わらず、14:30には目を覚ますことを目安にします。
A. 14:00台の授乳時間がずれ込み、その後の夕方の授乳に影響してしまうことがあります。
16:00前後は、眠気覚まし・気分転換の時間
著書には、この時間に「湯冷ましを飲ませる」という記載があります。
しかし、飲ませること自体が、ポイントというわけではないと考えられます。
その理由は、この時間帯は、生後3〜4ヶ月では特に崩れやすく、著書上では夕寝がない前提で進んでいるため、眠気覚ましや気分転換が必要になる場面が多い時間です。
湯冷ましは、そのための手段のひとつに過ぎません。
A. 無理に起こしておく必要はありません。
体力的に限界がある場合は、一度寝かせてしまってOKです。
ただし、15:00〜17:00にかけて長く眠ってしまうのは、月齢的に夜の就寝へ影響が出やすくなります。
その場合は、夕寝分割で調整しましょう。
【例】
15:00〜15:15 短い夕寝
16:45〜17:00 短い夕寝
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夕寝についての記載を、信じすぎない
著書には、「3ヶ月以降、午前中とランチタイムのお昼寝でしっかり眠れている赤ちゃんは、徐々に夕寝が短くなり、10〜15分ほど軽く眠るようになる」という記載があります。
「夕寝をやめる時期になるので夕寝は15分以内にする」といった記載を、必要以上に信じすぎないようにしましょう。
この時期のスケジュールは、あくまで「体力のある子」を前提に作られています。
日本人に限らず、世界中の多くの赤ちゃんにとって、この時期に夕寝を15分以内に収めるのは、難しい場合がほとんどです。
夕寝を調整する場合の考え方
- 16:30〜16:45前後に夕寝を始める
- 夕寝が短くなる気配がなくても、将来的にやめられるよう、数日ごとに2分ずつ起きている時間を延ばしていく
一般的には、生後7ヶ月頃を過ぎてから、1日3回のお昼寝が2回(午前・午後)に移行していくと言われています。
夕寝が必要なうちは、無理に減らすより、上手に使う方が結果的にうまくいきます。
A. 30〜45分ほどの子が多いです。
相談者さんの多くは、30分(長くて45分)程度の夕寝で調整しています。
さいごに
生後3〜4ヶ月は、2ヶ月までのスケジュールから、少しずつ「時間」が後ろ倒しになっていく時期です。
ここでお伝えしたいポイントは、授乳はできるだけ月齢に合わせて、睡眠は体力に合わせて調整する、ということ。
その理由は、5〜6ヶ月から始まる離乳食に向けた準備のためです。
離乳食をスムーズに始めるためには、
- 授乳のリズムがある程度整っていること
- 離乳食を予定している時間に、きちんと空腹になっていること
この2つがとても大切だと、私自身の経験から感じています。
その準備として、3〜4ヶ月は「授乳のスケジュール」はできるだけ月齢に合わせ、「睡眠」はその子の体力を優先して調整していきましょう。

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■ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
■Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
■Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24
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