Twitter・Instagramでのジーナ式の個別DM相談人数100人以上の経験からジーナ式を独自に考察・解説

【ジーナ式】起きてる時間の過ごし方

こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。

本記事では

以前、ジーナ式を成功させるための12のポイントについてまとめました。

今回は、その中の「遊びの時間」のポイントの以下の項目について詳しく説明していきながら、実際のぼっちゃんの過ごし方を交えてまとめていきます。

遊びの時間のポイント
・疲れさせすぎない
・おもちゃを使うタイミングを間違えない
・リラックスタイムをつくる

※ネットなどで簡単に検索して出てくるスケジュールでは不十分です!必ず本を読みましょう。

なんで遊びの時間も重要なの?

遊びの時間から時間管理をすることで、よりスムーズなセルフねんねにつながります。
寝る前に疲れすぎ・興奮しすぎていては一人で寝付くことが困難だからです。

では疲れすぎない、興奮しないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。

・遊びの時間に絶えず話しかけたり、ちょっかいをださない
・お昼寝20分前になったら遊ばない
・寝る前は静かな時間を過ごせるようにする

【快眠講座】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 はじめに

これらを意識して遊びの時間を過ごしましょう。

おもちゃを使うタイミングはいつ?

結論から言います。目が覚めてから1時間後がおすすめです。
そして、目が覚めてから1時間はひとり遊びがしやすい時間です

①目が覚めてから1時間くらいは体をのびのび動かせるような一人遊びの時間にしましょう
プレイマットやバウンサーなど

②目が覚めてから1時間後くらいで刺激のある遊びを活用しましょう
絵本・おもちゃ・メリーなど

なぜ、ひとり遊びの時間が必要なのか、なぜずっとおもちゃを使うことはおすすめされていないのか。その答えはトドラー編に記載されています。

常に親が遊ぶものを用意していて、四六時中なにかしらしていると、「燃え尽き症候群」の危険にさらされます。
おもちゃがたくさん、常に楽しみや刺激が与えられている子は飽きやすく、どんどん手がかかるようになってしまいます。想像力を働かせて一人で遊び時間を1日おきに設けましょう。

トドラー期のやる気グングン1・2・3歳の子育て講座

0歳の時の習慣は1歳以降も続きます。
1歳以降でひとり遊びを学んでもらうより0歳のうちに学んでもらうほうが格段に親は楽になります。

画像4

リラックスタイム

リラックスタイムを寝る15~20分前から行うことで興奮・疲れすぎ対策になり、スムーズに睡眠に入りやすくなります。

リラックスタイムを作るにあたって私がポイントだと思うことを5つまとめてみました。

①リラックスタイムではおもちゃは使わない  
絵本・メリー・光るものなど
おやすみシアターはお子様によっては刺激になるので要注意

②場所は寝室で薄暗く
さぁ寝ましょう!といきなり部屋を暗くしても大人がいきなり眠れないのと同様に赤ちゃんも同じです
眠気を誘う暖色系の暗いライトを使って眠気を徐々に誘い眠るための心の準備を赤ちゃんにしてもらうことをおすすめします

③遊びの時間とリラックスタイムの抱き方に違いをつける
身体を寄せ合い包み込むように抱っこしましょう

④お話やアイコンタクトは控えめに

目が合うだけで興奮する子もいます(ぼっちゃんはそのタイプ…)

⑤リラックスタイムの中でねんねルーティンをつくる
ねんねルーティンについてはこちらの記事をご覧ください

Question
リラックスタイムを作らないと?
楽しく遊んでいたのに急に「もう寝る時間よ、寝室へ、さあベッドへ、電気消しておやすみ!」では赤ちゃんは寝る準備ができていないので興奮状態です。
Answer
・寝る前にギャン泣きになる
・部屋を真っ暗にするとギャン泣きになる

こういった場合、リラックスタイムを作る、ルーティンを見直すだけで今まで泣きながら入眠していた子がスムーズに寝れるようになった例もあります。

実際の過ごし方

(例)活動時間1時間30分の場合(起床→朝寝)

7:00起床、授乳、のびのびタイム
8:00おもちゃなど刺激のある遊び
8:10リラックスタイム開始
8:30就寝

この場合おもちゃで遊べる時間は10分くらいになります。
短っ!て思いますよ…そうです、短いんです。
しかし、起床~朝寝で疲れすぎて朝寝がしっかりできなくなると、昼寝を完走できなくなってしまいます。昼寝がしっかりできないと、早朝覚醒の原因にもなってしまします。

そのためにも疲れすぎに注意して午前中を過ごすためにも上記のような遊びの時間になるわけです。

(例)活動時間2時間の場合(起床→朝寝)

7:00起床、授乳、のびのびタイム
8:00おもちゃなど刺激のある遊び
8:40リラックスタイム開始
9:00終始

活動時間が2時間近くなると、実際に遊べる時間も長くなってきます。

40分…毎日遊んでいると長く感じます。
8:00以降の40分間、どう過ごしたらいいですか?そんな質問を頂いたことがあります。

おもちゃでひとり遊び→絵本→おもちゃでひとり遊び→タミータイム
ひとり遊びの時間と一緒に遊ぶ時間を交互に作る人が多いようです。

画像4

よくあるトラブル

①セルフねんねができない

空腹でもない、活動時間内にベッドに置いている、寝付くための練習の時間(一定時間の見守り)も設けているのに入眠がスムーズにいかない場合は、リラックスタイムの過ごし方を見直してみましょう。

☑興奮してしまう要因はないか
☑直前まで抱っこをしていないか

よくあるのがお昼寝前に「絵本」です。
快眠講座のスケジュールにおいて、就寝前に絵本が出てくるのは6ヶ月以降で夜の就寝前のみ!
それ以前では、興奮してしまう原因になります。

絵本以外にも、「ベッドメリー」や「おやすみシアター」も興奮する原因になることもます。
使用するのであれば、遊びの時間の刺激のある遊びにしましょう。

②活動時間が極端に短い(特に低月齢)

低月齢時は特に本に記載されているスケジュールよりも活動時間が短い場合が多く、1~3ヶ月頃はだいたい1~1時間半くらいになりますが、極端に短い場合は以下を確認しましょう。

☑遊びの時間の過ごし方に過度な刺激はないか
☑テレビや音楽はつけていないか
☑絶えず話しかけたりはしていないか

息子の場合は、ママ(私)の着る洋服の色や模様によっては活動時間も短くなったりしました。
それくらい低月齢の赤ちゃんにとっては些細なことも刺激になることがあります。

③活動時間が伸びない

数日おきにに数分ずつ起きている時間を伸ばしていきましょう

数日=2〜4日くらい
数分=2〜3分くらい

これはしっかり睡眠が取れていることを前提で、子の様子見ながら無理のない範囲で行うことをおすすめします。

特に低月齢時はリープ中は無理は禁物です!

④過度な刺激に何ひとつ心当たりがないのにうまくいかない

1週間ほど1日の行動などすべて細かく書き出してみてください

・うんち、おしっこの時間と回数
・遊びの時間は何時に何をして何のおもちゃを使ったか
・何時に寝室へ行ったか
・その日の室温や湿度
・離乳食の食材
・その日のママの洋服はどんなだったか

など本当に小さなことでもいいのでメモしていってみましょう。
大人からしたら何気ない、気づかないような差でも、赤ちゃんにとっては大きな差だったり、刺激になることがあります。

さいごに

以上、遊びの時間についてでした。
今回で12のポイントについての詳細まとめは終わりです!

次回は…実践編に入っていこうと思います。

実践編では、寝かしつけ方、途中からジーナ式を始める場合、各月齢のポイントやトラブルについてなどをまとめていこうと思っています。


参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31


 

>