こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。
本記事では
寝つきをよくするメソッドのやり方と、独自に考察してアレンジできることを提案していきます。
※ネットなどで簡単に検索して出てくるスケジュールでは不十分です!必ず本を読みましょう。
寝つきをよくするメソッドとは
目的
毎日同じ時間に寝ることで習慣付け、寝かしつけをほとんど必要なくす
条件
絶対にお腹が空いていないと確信できる場合に行う
やり方
1〜3日目
最初の3日間はお昼寝はベッドで寝かせません。
寝る場所
静かな寝室で抱っこ
ポイント
✔︎お昼寝の時間が終わるまで抱っこ
✔︎別の部屋に移動しない
✔︎同じ人がメソッドの担当をする
✔︎平らに寝かせず、肘の内側に頭を乗せるように抱っこする
✔︎おくるみを卒業している場合は、赤ちゃんの両手を胸の上でクロスさせ自分の片手で握る
4〜6日目
1~3日目の方法でよく眠れるようになったら②にステップアップしましょう。
場所
ベビーベッド
ポイント
✔︎①と同じ人がメソッドの担当をする
✔︎赤ちゃんの手を胸の上で握って落ち着かせながらベッドの横に座る
✔︎4日目 眠りにつくまで両手を握る
5日目 眠りにつくまで片手を握る
6日目 眠たそうにしている状態でベッドに寝かせ、完全に眠るまで2,3分おきに確認
7日目以降
4~6日目のやり方で数日間、10分以内に眠れるようになったステップアップです。
クライ・ダウン・メソッドに切り替えましょう!
アレンジできるところは?
寝つきをよくするメソッドでやりたいことは、
●同じ時間に長いお昼寝をして習慣とリズムを作ること
●睡眠不足で疲れすぎている状態を連続した昼寝で少しでも解消すること
であると思います。
後者の理由は、昼寝が長く寝れない、しっかりできていないと次のような悪循環に繋がります。
・昼寝で疲れが取れなかったことが原因で夜間覚醒や早朝覚醒
・夕方にうたた寝/必要以上の夕寝をする→夜間の睡眠に影響
これらを対策する目的もこのメソッドにはあるのではないでしょうか。
そして①の段階で重要なのは
寝付く時からお昼寝終わりまで同じ環境・同じ状況でいること
だと考えています。
ずっと抱っこで同じ姿勢を2時間以上は親にかなりの負担になると思います。
このメソッドでやりたいことと合わせて考えると
アレンジできることは、抱っこである必要性はないということです。
実際に、相談者さんがジーナ式を0からのスタートでリズムをつくるために、このメソッドを行なった時には
抱っこではなく添い寝でお昼寝のリズムをつくり、そのままセルフ寝の練習に移行できました。
コアナイトメソッドやクライ・ダウン・メソッド、コントロール・クライイングとは違い、意外と柔軟性のあるメソッドです。
さいごに
寝つきをよくするメソッドは、1番長いお昼寝である「ランチタイムの昼寝」で行います。
そのため保護者への負担は、決して少ないものとは言えません。
姿勢は変えられないし、離れることは難しい。
だからこそ、このメソッドはあまり私はおすすめはしません。
候補の1つとしてご紹介はしますが、まず他にできること・変えられることはないかを考えます
・睡眠環境は?
・空腹の可能性は?
・疲れすぎ対策はできてる?
といった基本的なことはまず見直した上でそれでもお昼寝が長く寝ることができず、リズムが作れない場合に提案します。
先の3つをやるだけで意外と長く寝たりするケースもあるからです。
参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20