こんにちは!KANAです。
早生まれの息子を3歳3ヶ月で幼稚園入園に向けて、それまでにトイトレを完了させて送り出すために参考にした「ジーナ式のトイトレ」についてです。
本記事では
ジーナ式のトイレトレーニングについて以下の2冊を参考に、簡単なまとめと実際にやってみてどうだったかをまとめていきます。
トイトレ開始チェックリスト
- 月齢18ヶ月以上
- 昼寝中おしっこしない
お昼寝中におむつが濡れていないことが多い=最後に替えてから2時間経ってもおむつが濡れていない場合は膀胱が発達してきている証拠 - ウンチとおしっこの違いがわかる
うんちをしている時は静かになって力んでいる、うんちやおしっこをした時にオムツを指して、「うんち」「おしっこ」と言うなど - 簡単な指示を理解し、その通りにできる
(例)ボールを取ってきて、おもちゃを箱に入れて など - 積極的に自分で衣類を脱ごうとする
靴下や靴、パンツなど - 「パンツを上げる・下げる」がわかる
- 5〜10分座って何かに集中がすることができる
おもちゃや本があれば、5〜10分はじっと座って何かに集中することができることでおまるに座っていられるため - 体の特定部位の理解
体の特定の部位を指定すると、その場所を指で示すことができる
参考文献:
ジーナ・フォード「トドラー期のやる気グングン1・2・3歳の子育て講座」118-119ページ
ジーナ・フォード「1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座」43-44ページ
息子のトイトレ開始までの記録
息子は元々1歳6ヶ月の時点で言っていることは理解している・指示は通るが発語がほとんどないところからスタートしてます。
1歳6ヶ月
- 「簡単な指示を理解し、その通りにできる」は区の心理相談・1歳半検診にてOKをもらう
- 「おもちゃがあれば5〜10分座っていられる」は元々できていた
→STAGE1・STEP1
「トイレの一連の流れを見せる」をこの頃から開始
1歳8ヶ月
- 飼っている犬がうんちをすると処理をしようとトイレットペーパーを持ってくる
- 他人にも伝わる発語が出はじめ発語が増える
1歳10ヶ月
- お風呂やお風呂上り等、おむつをしていないときに、おしっこをすると指を差して「シーシー」と言う
- 犬がおしっこをしたら「シーシー」、うんちをしたら「んち」と指を差して処理を手伝ってくれる
1歳11ヶ月
- オムツでうんちをすると「うんち」「んち」と報告してくれる
2歳
- オムツでおしっこやうんちをすると「シーシー」と報告するようになる
- おしっこをして「シーシー」と言ったことに気づいてもらえないと自分でズボンとオムツを脱ぐようになる
- ズボンを脱ぐ、上げるの指示をほぼ確実に実行できるようになる
→STAGE1・STEP2
トイレの「ごっこ遊び」をする(ゆるく)
2歳5ヶ月
- 昼寝から目を覚ました時、おむつが濡れていないことが多い→×
- しかし、起床から9:00、9:00~11:00まで2時間オムツが濡れていないことが多い
- 言語発達状況
お互いに言っていることが通じている、三語文◎ - トイレサイン
うんちの時→事前のサインあり、事後報告◎
おしっこの時→事前のサインなし、事後報告率は50%
→2歳5ヶ月でトイトレ開始を決意(親が)
用意したもの
著書にあるアイテムの中で用意しなかったものに関しては打ち消し線を引いて記載していきます。
トドラー期のやる気グングン1・2・3歳の子育て講座 119-122ページ
1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座 28-30ページ
おまる 2個
どんなものがいいか
・縁が厚め
・前に飛び跳ねを防ぐガードがある
・立ち上がった時にグラグラしない
・全く同じものを2つ購入する
おすすめしない
・蓋がついている
・手の込んだデザインは避ける
実際に用意した物
IKEAの取り外しができるタイプのおまるを2つ
補助便座
子どもがグラグラしないようにつかまることのできるグリップ付きのもの
パンツ 8枚
実際のサイズより2サイズ大きいものを用意
おすすめしないもの
トレパンやパンツ型紙おむつ
理由はこどもを混乱させるため
実際に用意したもの
パンツ6枚、トレーニングパンツ3枚
絵本、CD、DVD各種
おまるに座っている時に子どもが退屈しないように用意する
動画は、おまるを頑なに拒否する場合の最終手段として使う
実際に用意したもの
- こどもちゃれんじぷち おしゃべりトイレちゃん
- ふれあいたっぷり うたあそびえほん
- はじめてのえいごのおうたえほん
- アンパンマン パソコン
- アンパンマン にこにこスマートフォン
おしゃべりトイレちゃんは届いた時から興味を示していて音楽を流したり遊んでいた
他2冊はメロディ絵本で元々お気に入りの2冊
音が鳴るアンパンマンの音のなるおもちゃは、座っている間に飽きて興味がなくなるということがないようにトイトレ開始まで未使用
STAGE1・準備編
18ヵ月になる頃には、トレーニングを始めるために準備できることがたくさんあります。これくらいの年齢の子どもはみんな「ごっこ遊び」が大好きですので、最初のステップとして、子どもをできるだけ頻繁にトイレに連れて行きましょう。
カリスマ・ナニーが教える1・2・3歳児とおかあさんの快適子育て講座
第2章 24~36ヵ月になったら〈トイレトレーニング〉ステージ1・準備編
STEP1 トイレの一連の流れを見せる
できるだけ頻繁にトイレに連れていき、おむつはつけたままでおまるに座らせて、親がトイレを使っている様子を見せて何をしているか実況のように説明しましょう。
STEP2 トイレの「ごっこ遊び」
進んで親のトイレの真似をするようになったら準備完了です。
①入浴準備中にオムツを外しておまるに座るように誘う(目安:5~10分)
②その間にトイレができたらたくさん褒める
できなくても座れたことを褒める
③入浴準備中で座れるようになったら、朝食後と昼食後も行う
④最低1週間、これらの時間に問題なく座れるようになったら次のステージへ
実際にやってみて
STEP1
ゆるくやっていたので、実際におまるに座ることはなく私のトイレについてくる、実況説明をする程度でした。
聞いてるのか、聞いてないのか…そのレベルでゆるーく長くやっていました。
STEP2
こちらはゆるいながらも比較的、しっかり取り組みました。
入浴準備中、気が向いたら座ってもらうを数ヶ月続けていた程度です。
トイトレをしようと決めた1週間前くらいからようやく、STEP2の③を開始しました。
STAGE2・実践編
☑2週間以上かけてSTAGE1の全てをこなした
カリスマ・ナニーが教える1・2・3歳児とおかあさんの快適子育て講座
☑トイレトレーニングを始めるためのチェックリストもほぼクリアしている
第2章 24~36ヵ月になったら〈トイレトレーニング〉ステージ2・実践編
ポイント
- 最初の2日間は目を離すことなく付きっ切りでサポートをする
- お出かけのほぼない週を選ぶ
- 来客がある場合は、トイトレで忙しいことを予め伝えておく
- ほかにきょうだいがいる場合は、パートナーの協力が見込める週末に始める
→これらの理由は、しっかりとサポートができないと、あっという間にトイレへの興味がなくなってしまうためです。
- おもらしをしても大騒ぎ・不機嫌な顔をしない
- 批判しない
- 成功のご褒美は目で確認できるシールを活用する
→私はこれらの理由は、子どものやる気と自尊心を傷つけないためだと考えています。
- トイトレの進行状況を細かく書き留める
(どのくらいの頻度でトイレをしたくなるか、何回成功したか、自発的にいったか等) - 日中はどんな時でもパンツを履かせ、オムツは寝るときのみ使用
→親が子どものトイレパターンを把握することでスムーズに事が進み訳すなります。また、オムツの使用を極力避ける理由は、子どもが混乱しないようにするためです。
やり方
1日目
朝食後にパンツを履かせ、15分おきにおまるに座るように誘います。
理想は、1回あたり5~10分座っていられることです。
2~3日目
パターンが読み取れてきているはずですので、パターンをみて誘うタイミングを決めましょう。おまるは手の届くところに用意しておき、徐々にトイレしたいかどうか子どもに聞いて決めさせる方向にシフトしていきましょう。
目標は2つです。
- 催促されてトイレに行く回数を減らすこと
- おもらしの回数を減らすこと
4~7日目
4日目には多少のおもらしはあってもほとんどの子が自発的におまるでできるようになっているはずです。
おまるの位置をトイレに少しずつ近づけていき、トイレにたどり着くまでおしっこを我慢できるようになったら、おまるはトイレに置いたままにします。
トイレに行かずに2時間が過ぎたら、おまるがどこにあるか尋ねてみましょう。
実際にやってみて
1日目
15分おきにトイレに誘うが、少量ずつでるためパターンが読めず
おもらし4回
2日目
15分おきにトイレに誘う
1~2時間おきにおしっこをする気がする
成功2回、おもらし2回
3日目
30分おきにトイレに誘うが、なかなか出ない
3~5時間溜められる?
成功0回、おもらし4回
4~7日目
1時間半おきにトイレに誘う
トイレで出るときもあれば、おもたしもあり
8日目
おもらしが多いので1時間おきに変更
お出かけの時はパンツの上にオムツにしてみる
9日目以降
1時間おきにトイレに誘う
トイレに座る=おしっこを出す の反射ができるようになった
外出時はどうしてる?
3日目以降お出かけをするときは
カリスマ・ナニーが教える1・2・3歳児とおかあさんの快適子育て講座
・着替えの服、パンツを2セット
・ビニール袋
・お出かけ用おまる
・ベビーカーやチャイルドシートは濡れてもいいようにビニール袋などを敷く
第2章 24〜36ヶ月になったら〈トイレトレーニング〉
実際はどうしてたか
我が家では、パンツの上にオムツで対策していました。
ただ、外出中は何故か漏らすことが1度もなく頑張ってくれていました。
外出のために用意したもの・こと
- 着替えの服、パンツは1セット持ち歩く
- 夫指導で男性用の便器で立ちションの練習
- 携帯用補助便座を用意
トイトレ終了とは
おしっこやウンチをしたいというタイミングをきちんと理解し、一人でオマルやトイレに行ってパンツを下げて、用を足した後に再びパンツを履くことができる
カリスマ・ナニーが教える1・2・3歳児とおかあさんの快適子育て講座
第2章 24〜36ヶ月になったら〈トイレトレーニング〉
さいごに
トイトレを本格的に開始したのは2歳5ヶ月で早い方ではないですが…
それまでの間に意識していたことは3つ
- 自分でズボンの上げ下げをできるようになる
- おしっこ、うんちの報告ができるようになる
- こまめに手を洗う習慣を作る
です。
最後まで待ったのは「2時間経ってもオムツが濡れていない」でした。
膀胱をコントロールするための筋肉の発達は平均18〜24ヶ月と言われています。
私は、昼寝後も必ず濡れていたので濡れなくなるまで本格的には開始しない!と決めていましたが、日中のオムツが2時間濡れないことのほうが先にクリアしたので、よしとしました。
2歳3ヶ月(2022年5月)にトイトレを検討していた!
けどしなかった理由は、以下の2つで不安になり私が覚悟できなかったからです。
GW明けたらすぐにプレ幼稚園が始まるので…
- トイトレが終わらなかったら?
- 新しい環境に対する不安で後戻りしたら?
結局、2歳5ヶ月(2022年7月)にした理由!
ようやく私が覚悟してトイトレ開始を決心した理由は4つでした。
- プレ幼稚園が2ヶ月近い夏休みに入る
- 季節的に洗濯物が乾きやすい
- 暑すぎて水遊び以外、外に出ない
- ぼっちゃんの体の準備ができたように感じた
「洗濯物が乾きやすい」に関しては、1日8枚以上洗う日もあったので夏を選んだナイス自分!でした。
半年経った2歳11ヶ月
- 外出中は必ず事前申告してくれる
→おそらく本人も漏らしたくないからだと思う - 家で遊びに夢中になっているとちょっと漏らしてしまうことがある
→すぐに「トイレ!」と言って駆け込む - 夜だけオムツ
→就寝前にトイレができたら翌朝ほどんどオムツは濡れていない
今、親のトイレのサポートは遊びに夢中になっているときは1.5~2時間以内にトイレに誘う状況です。
おまるもいつだったか、卒業して立派に補助便座です。
ちなみに、うんちは何故か最初の数回漏らしたきりトイレで事前報告でできるようになりました。苦労したのはおしっこですね…
幼稚園入園!3歳2ヶ月
トイトレ開始から10ヶ月経過して幼稚園に入園して…
入園前の段階で日中のトイレは完璧!
園でも今のところお漏らしもありません。
3歳になった頃に夜間のオムツでのおしっこが増えたので夜間はオムツですが、最近は翌朝オムツ濡れていないためそろそろ、夜間オムツなしもトライしようかと検討中です。
「1週間でおむつにさよなら!」できたか?
結論、できなかった!
けれど、これは睡眠や発達同様に個人差があるのでしょう…
おもらしをしなくなったのは9日目以降でした。
トイレに座る=おしっこを出す
の反射を覚えたからです。
なので親が時間を決めていけば、出る。からほかの時間ではおもらしをしないということでした。
事前申告をしてくれるようになったのは15日目以降で1日1回あるかないか…程度でした。
最終的に事前申告をするようになったのはトイトレ開始から3ヶ月後!
伝えたいこと
トイトレは、子どもの心身の準備と親の覚悟が必要であると感じました。
性格や発達、環境によってトイトレ開始から最終的にトイトレ完了!となるまでは長ければ数年単位で個人差があるのではないでしょうか。
ここで読者様に私がお伝えしたいことは
・焦らない
・失敗を責めない
・成功したら褒めること
この3つです!