
ジーナ式では、睡眠環境の中でも「室温」と「湿度」を非常に重視しています。
暑すぎても寒すぎても、赤ちゃんの眠りは浅くなり、夜間覚醒や早朝起きの原因になります。
相談人数100人以上のジーナ式ガチ勢ママの視点から、室温・湿度の考え方と整え方を整理します。
本記事では、ジーナ式の考え方を軸に、赤ちゃんが眠りやすい室温・湿度の目安と、実際に私が試行錯誤した調整方法について整理します。
ジーナ式で考える「室温・湿度」の基本
ジーナ式では、室温や湿度を「快適にするための工夫」ではなく、眠りを安定させるための前提条件として考えます。
スケジュールや授乳が整っていても、
- 暑すぎる
- 寒すぎる
- 乾燥しすぎている
といった環境では、赤ちゃんは深く眠ることができません。
赤ちゃんは体温調節が未熟
赤ちゃんは、大人のように「暑ければ布団を蹴飛ばして調整する」「寒ければ毛布をかけ直す」といったことができません。
そのため、「環境側が赤ちゃんに合わせる」必要があります。
室温・湿度が乱れると起きやすいサイン
室温や湿度が合っていないと、次のようなサインが出やすくなります。
- 夜間/早朝に何度も起きる
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 再入眠に時間がかかる
これらは、空腹やスケジュール以前に「環境の不快」で目が覚めているケースがあります。
室温・湿度の目安
「ちょうどいい室温」はどの考え方をベースにするか、で少し幅があります。
ここでは、
・ジーナ式で推奨されている室温・湿度
・日本の文献でよく示されている室温・湿度
それぞれを整理していきます。
ジーナ式で推奨されている目安
ジーナ式の日本語翻訳本では、やや涼しめの16〜20℃程度と記されています。
イギリスの気象背景もあって湿度関しての記載はありません。
日本の文献でよく示されているの目安
日本の育児書や保健指導、睡眠・空調に関する文献では、次のような室温・湿度が目安として示されることが多くあります。
室温:20〜25℃前後
湿度:40〜60%
これは、日本の
- 高温多湿な気候
- 住宅の断熱性や気密性の差
- エアコンや加湿器の使用を前提とした生活環境
を考慮した基準です。
日本では、冬場の乾燥や、夏場の蒸し暑さが睡眠の質に影響しやすいため、室温だけでなく湿度も合わせて調整することが重視されています。
ただし、これらも「必ず守らなければならない数字」ではありません。
- 背中や首元が汗ばんでいないか
- 顔が赤くなっていないか
- 鼻が乾燥して苦しそうでないか
- 背中・お腹が冷え切っている
といった赤ちゃんの様子を確認しながら、目安として活用することがおすすめです。
結論
住んでいる地域、家のつくりによって、体感する温度は変わってきます。
厳密に数字を合わせることよりも、目安を参考にしつつ赤ちゃんの様子を見て調整しましょう。
室温・湿度があっていないサイン
ジーナ式では、寝ない・崩れる原因をすぐにスケジュールや授乳に求めません。
まず確認するのは、睡眠の前提条件である「環境」が整っているかです。
室温・湿度が合っていないと、次のようなサインが出やすくなります。
夜間・早朝に何度も起きる
- 汗をかいて目が覚める
- 体が冷えて浅い眠りになる
この場合、空腹ではなく「不快感」で起きていることがあります。
寝つきが悪い・入眠に時間がかかる
- 布団に入っても30分以上ゴロゴロ
- 泣き出す
これは、深部体温が下がりきっていない状態で起きやすいサインです。
特に入浴後の夜の就寝時に起こりやすいケースです。
再入眠に時間がかかる
- 一度起きると、なかなか寝つかない
- 抱っこや授乳をしても落ち着きにくい
この場合も、スケジュール以前に室温・湿度が合っているかを優先して見直します。
我が家で使っている管理アイテム
室温や湿度は「何℃・何%がいいか」を知るだけでは、実際の育児ではなかなか管理しきれません。
我が家でも、季節や時間帯によっての室温・湿度の変化に、「感覚だけでの調整」に限界を感じた経験があります。
ここでは、
✔︎ 実際に我が家で使っているもの
✔︎ なぜそのアイテムを選んだのか
✔︎ どんな場面で役立ったか
を中心に、室温・湿度管理に使っているアイテムをご紹介します。
家電の管理
新たにスマート家電を買わなくても、今、家にある家電を「外からリモコン操作」できるアイテム
「起こしちゃうかも…」とハラハラしながら、寝室に入ってエアコンの温度調整・電気をつける・消すなどの操作が必要ないのがメリット。
予約操作もできるので毎朝7:00に点灯の登録などもできます。
温湿度計
室温湿度をスマホで確認できる便利アイテム!
スイッチボットのミニハブと連携して、○度以上になったらエアコンを1度下げるなどもできます。
除湿機/加湿器
夏は除湿機:三菱電機 MJ-P180RX-W
冬は加湿器:Vicks スチーム式加湿器 VWM845JA
季節によって調整していました。
さいごに
室温や湿度は、目に見えにくい分で「つい後回し」にされがちですが、赤ちゃんの眠りには想像以上に大きく影響します。
暑すぎても、寒すぎても、乾燥していても、湿りすぎていても、赤ちゃんは深く眠ることができません。
ジーナ式では、スケジュールや寝かしつけ以前に、「眠れる環境が整っているかどうか」をとても大切にしています。
我が家でも、室温・湿度を意識して管理するようになってから、夜間の覚醒や寝つきの悪さが減り、「理由のわからないぐずり」に悩むことが少なくなりました。
睡眠環境の土台として、ぜひ室温・湿度も一度見直してみてください。
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◼️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
◼️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31
◼️厚生労働省「乳幼児における感染症対策ガイドライン」





