本記事では
生後1ヶ月から3歳までジーナ式で育てた息子の記録(★1時間遅れのスケジュール 8:00起床/20:00就寝)と当時のふり返りをまとめていきます。
今回は生後2ヶ月の記録です。
スケジュール
記録
睡眠
授乳
悩み
昼寝
- 途中で起きる
- 再入眠できない
夜〜早朝
- 夜中に唸る
- 自分のおならで起きて泣く
- 再入眠できない
考えた原因
昼寝
- 疲れ
- 再入眠が身についていない
- 空腹
夜〜早朝
- 空腹
- 再入眠が身についていない
- スケジュールの問題
試したこと
昼寝
①スケジュールを戻して寝る時間を早める
②ねんねルーティンの導入
③クライダウンメソッドを行う
①スケジュールを戻して寝る時間を早める
疲れを考慮してスケジュールを戻してスケジュールより早めに寝かせてみました。
②ねんねルーティンの導入
誰が寝かしつけをしても変わらないように、流れと時間を決めてルーティンを作りました。
寝付く予定の20分前 | 寝室へ移動 豆電球+暖色系の(結構明るい)ライトを点灯 決まった曲のオルゴールをリピートで流す |
10分前 | 暖色系のライトを消して オルゴールと豆電球のみにする |
5分前 | スリーパーを着せる 「おやすみ」と声かけ オルゴールを止めて消灯・退室 |
私がルーティンを作るときに意識したこと
- 一貫性を持つ
- 20分前からルーティンを開始する
- リラックスタイムになるようにする
- 誰が行っても同じルーティン
- 音・光・動作を意識
ねんねルーティンが必要な理由
ねんねルーティンをつくる理由のひとつは、子ども安心感を与えるためです。子どもは次に何をするかがわかると安心する上、その流れに体も慣れてきてリズムができます。
愛波文|ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
言葉がわかる大人でももし、いきなり寝室へ連れて行かれベッドに寝かせられ「さあ寝る時間よ」と電気を消されたら戸惑いませんか?眠たくなったらどこへ行き、寝るためにどのような準備が必要か何年も行っている大人ですら混乱すると思います。
言葉もわからなければ、人として経験の浅い赤ちゃんは、きっともっと混乱するのではないでしょうか。
この動作や音、景色の次は、寝るための準備を行うよ。
その次は、寝るために電気を消すよ。
と言葉のわからない赤ちゃんに教える、覚えてもらうためにルーティンが必要なのです。
③クライダウンメソッドを行う
本記事ではジーナ式でよく出てくる「クライ・ダウン・メソッド(crying down method)」とはいったい何でしょうか。翻訳本ではかなり簡潔に書かれており、どのような時にこのメソッドを行い、どのようなやり方なのか、注意す[…]
夜〜早朝
①ラスミを1時間しっかり起こす
②各睡眠での起床時は部屋を明るくしてしばらく待ってから抱っこ
③コア・ナイト・メソッド
④ミルク量の調整
①ラスミを1時間しっかり起こす
22:00台(当時の我が家は1時間遅れなので23:00)の授乳は行っていたものの、60分は起こしていませんでした。
生後2ヶ月後半から意識的に目を覚ましてから60分後に寝付くように 時間を逆算して授乳の時間の調整を行いました。
通常であれば60分起きていられない子や1回でしっかり飲むのが難しい子には振分授乳を行いますが息子の場合は、
・60分起きていることは難しくない
・一気に1回分しっかり飲める
・15分ほどで飲み切る
という様子だったので、次のような時間配分でアレンジしました。
23:00 | 起きる |
23:10 | おむつ替え |
23:35 | 授乳開始 |
23:50 | 飲み終わる〜しっかりゲップ |
23:55 | ベッドに寝かせ消灯 |
おむつ替えが終わったらベッドでゴロゴロしていてもらい、ミルクを用意したり、お腹が張っていたらマッサージをしたり、適当に時間を過ごしていました。
②各睡眠での起床時は部屋を明るくしてしばらく待ってから抱っこ
赤ちゃんが朝早く目を覚してしまう理由として次のように記載されています。
お昼寝から目を覚ました途端にベビーベッドから赤ちゃんを抱き上げているのです。それが続けば、朝早く目を覚ましたときにも同じことをしてもらえると赤ちゃんが期待するのも無理はありません。
ジーナ・フォード|カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
8~12週目になると、ほとんどの赤ちゃんは目を覚ましてもすぐにはおっぱいを欲しがらなくなります。この時期に、目を覚ましたあとしばらくベビーベッドでひとりにしておきます。
このことから私が考えたのは、朝の再入眠関係なく、いつも起きたらすぐに抱き上げられている赤ちゃんは、起きたらすぐに抱き上げてもらえると学習する→再入眠を学習しないのではないかということです 。
そこで、起きてもしばらく1人で待機してもらうを実践してみました。
そして、早くからこれを続けてみて、再入眠の学習以外にもメリットがありました。
全ての子に当てはまる訳ではないと思いますが…
朝早く起きても、部屋を明るくする時間まで泣かずに待っていられるようになったことです。
おしゃべりをしていたり歌ったりしていて別に、静かに待っているわけではありませんが、泣かない・呼ばれない・介入を要求されないだけでも親の負担はかなり変わってくるのではないでしょうか。
③コア・ナイト・メソッド
授乳量は十分に足りていたので、空腹の可能性は低いと判断してコアナイトメソッドを何度か行いました。
息子は、トントンや声かけは興奮してしまうタイプで(初版を参考に)白湯を導入したり、手をつないで落ち着かせる方法で寝かしつけを行いました。
こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。本記事では今回は「コア・ナイト・メソッド」について詳しく記事にまとめていこうと思います。ジーナ式[…]
④ミルク量の調整
空腹の可能性を考えてラスミの量をほんの少し増やして変化があるかを試してみました。
できるようになったこと
- 夜の寝つきが良くなった
- セルフ寝・再入眠の安定
- 夜通し寝が安定してきた
次月へ続く悩み
夕寝
- 寝つきが悪い
- 途中で起きてしまう
- そのまま再入眠できない
過去の自分へのアドバイス
飲み過ぎ
吐き戻しがある、おならがよく出る、唸る
この3つでまず思い浮かべることは「飲み過ぎではないか」です。
おそらくこんなに飲まなくてもよかったのではないか?と振り返ると1番最初に思うことです。
当時に戻れるならこのような授乳配分を試します。
体重:5.5kg
1日必要量目安:約850㎖
1回のキャパ目安:約165㎖
時間 | ミルク量 |
---|---|
8:00 | 170㎖ |
11:45 | 170㎖ |
15:30 | 140㎖ |
18:00 | 80㎖ |
19:00 | 120㎖ |
23:00 | 170㎖ |
合計 | 850㎖ |
起こしすぎ
次に…この時期は朝も夕方もかなり無理矢理起こしていたこと!
それは息子にとって負担だよ、たまたま息子が寝付くのは得意だったからラッキーだったけど子どものことを考えたら無理に起こしておくのではなくて、息子にあったスケジュール調整の方法(朝寝分割・夕寝分割)があるよ!と伝えたいです。
我ながら、何よりも褒めたいのが
・この時期からルーティンを作ったこと
・その後もほぼ変わることのない完成度の高いルーティンを作ったこと
です。これは本当によくやった、過去の自分!って感じです。
参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️愛波文「ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド」,講談社,2018/6/15
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