こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。
本記事では
今回は「コア・ナイト・メソッド」について詳しく記事にまとめていこうと思います。
ジーナ式と検索するとSNSなどで「コアナイトメソッド」のワードを見かけることも多くなりました。
コアナイトメソッドについてきちんと理解した上で実践してほしく詳細をまとめます。
※ネットなどで簡単に検索して出てくるスケジュールでは不十分です!必ず本を読みましょう。
成功の秘訣
コアナイトメソッドについて気をつけたいのは、
①目的は理解しているか
②条件は満たしているか
③やり方は正しいか
③重要なポイントは抑えているか
以上の4つを曖昧なまま行うと
・赤ちゃんが空腹なまま泣き続ける
・寝ついても何度も起きてしまう
などの可能性があり、赤ちゃんにも親にも辛い夜を過ごすことになりかねません…
そうならないためにも詳しく見ていきましょう。
目的
授乳に関しての目的は以下の3つです。
□夜間の最後の授乳から授乳間隔を伸ばすこと
□夜間授乳の回数を減らすこと
□次に起きた時の授乳量を増やすこと
加えて、以下の2つのスキルを身につけてもらうことです。
□自分ひとりで寝付く方法
□深い眠りから覚めてしまった時に再び自分で眠りに戻る方法
条件
コアナイトメソッドを行うには実は細かい条件があります。
それぞれクリアできているか必ず確認してください。
【週数について】
☑︎生後6週を超えている
【体重について】
☑︎順調に体重が増えている
☑︎体重が約4,536g以上である
【授乳について】
☑︎22:00台で長時間眠るのに十分な量を飲んでいる
【睡眠について】
☑︎夜中に長く眠れそうな兆しが3〜4晩連続である
☑︎ジーナ式スケジュールに沿った生活リズムである
☑︎睡眠環境に問題ない
以上のことが必須になります。
これらを満たしていない場合に行うと、本当は空腹なのに授乳しないことになってしまい逆に状況を悪化させるリスクがあります。
そして、条件に加えて
☑︎7:00近くまで眠れていること
☑︎夜中の授乳を少量しか飲まない
が好ましいです。
やり方
夜中に赤ちゃんがいったん長時間眠ったら、その時間帯には2度と授乳をしないようにするという基本ルールで進めていきます
もしその時間に赤ちゃんが目を覚ましても、自力で再入眠できるまで数分様子を見て、寝つかない場合は授乳以外の方法で寝かしつけましょう
授乳以外の方法とは
・背中をトントン叩く
・おしゃぶりをあげる
・白湯をあげる(初版のみの記載) など
※授乳せずに夜通し寝を強制させるものではありません
重要
3:00に目を覚まして再入眠できない場合
生後6週以上で3:00に目を覚まして再入眠できない場合は、必要最低限な授乳をしましょう
20分行っても寝つかない場合
7:00まで寝るのに十分な量を授乳しましょう
30〜40分で起きてしまう場合
1回目で眠ってもまた30~40分で起きてしまう場合は、授乳し寝かしつけましょう
また日中の授乳状況を見直しましょう
息子の振り返り
息子は生後8週でコアナイトメソッドを試しました。
6週目と7週目でそれぞれ1度夜通し寝て、それ以外の日は起きる時間がバラバラでしたが、8週目で3日連続夜通し寝たので実行しました。
息子の場合、おしゃぶりやトントンは意味がなく白湯または手を握るで再入眠しました。
実際にコアナイトメソッドを試したのは2回だけでそれ以降(9週〜)夜通し寝の回数も増え、起きても再入眠できるようになり、その後は試すことはありませんでした。
さいごに
今回コアナイトメソッドについてあえて詳細な記事を書いたのには理由があります。
「コアナイトメソッド」という言葉と「やり方」だけが広まっていてその目的や条件、重要なことを知らずに試してみよ〜!とコメントを見かけることが以前からあったからです。
この記事で少しでも、コアナイトメソッドをしっかりと理解し、1人でも多くの方が成功することを願ってます。
参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31