こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりキッズに育てたママです。
今回は哺乳瓶卒表の時期やそれまでの流れとトラブル対応をジーナ式以外の文献も取り上げながらの解説していきます。
また実際にやっていてどうだったか、よく聞かれるのでおすすめアイテムを紹介していきます。
トレマグ練習が必要な理由
1歳頃までに哺乳瓶を卒業することをジーナ式では目標にしている
その理由は単純で、1歳以降になると哺乳瓶卒業が1歳前より難しくなるため
ジーナ式の哺乳瓶卒業ステップ
ジーナ式における月齢目安
生後7ヶ月頃
昼食時の飲み物でトレーニングマグの練習をはじめる
慣れてきたら14:30の授乳もトレーニングマグから飲む
9ヶ月過ぎ
7:00の授乳もトレマグから飲む
12ヶ月になるまでには
就寝前の授乳もトレーニングマグから飲み哺乳瓶卒業
マグに切り替える順番
トレーニングマグ拒否がなく順調にいけば昼食→14:30→朝食時→18:30となる
トレマグ拒否
ジーナ式ではトレーニングマグ拒否に対して次のように対策・対応をあげています。
7~8ヶ月頃
STEP1
朝食時のミルクをできる限りスパウトから飲ませ、残りを哺乳瓶にする
最初、興味を持たなくても朝食時のミルクをスパウトから全て飲めるようになるまで数日間、数週間、練習を続けること
朝食時のミルクをスパウトから全て飲めるようになったら、全ての授乳をトレマグから飲めるようになるまで朝食時と同様のやり方を行う
おすすめ:柔らかい飲み口のスパウト
STEP2
9ヶ月頃までにはSTEP1の「柔らかい飲み口のスパウト」から「硬い飲み口のトレマグ」へ移行
少量しか飲めなくてもまずは硬い飲み口のトレマグを試し、残りを今までの柔らかいトレマグを使用
9ヶ月以降
STEP1
7:00の授乳をトレマグで飲ませる
8:30~9:00くらいまで20分毎にトレマグからミルクを飲ませるように試す
離乳食は最低60㎖を飲んでから
STEP2
昼食時は離乳食後トレマグを試す
14:30・入浴後は哺乳瓶で授乳する
STEP3
朝食時に150~180ml飲めるようになったら、14:30のミルクもトレマグを使用する
こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりキッズに育てたママです。本記事では今回は、SNSでも度々見かける「トレイシー」の哺乳瓶卒業、トレマグ練習についてです。[…]
練習開始時期
生後6ヶ月頃には母乳でもミルク育児でも練習を始める
おすすめのアイテムは、赤ちゃん用のトレーニングマグ
理由は、流出量を調整でき、赤ちゃんが自分で持つことができるため独立心を養うことにつながるため
哺乳瓶卒業までの記録
息子はストローやコップのみができるようになったのは生後10ヶ月、ゆっくりタイプでした。
息子より低月齢の子がストローで飲めていることをSNSで知ると正直焦り…
それでも1日1回は必ずストローやコップに触れる時間を作るようにしていました。
生後5ヶ月
ピジョンの母乳実感と互換性のあるスパウトを夕寝前の水分補給のアイテムとして導入
飲めても飲めなくてもよし、持ち手があり自分で持つことをこれで習得し哺乳瓶も自分で持って飲めるようになりました。
生後7ヶ月
昼の離乳食時にてリッチェルのいきなりストローマグを導入
中身はベビー麦茶で自分で吸い飲めるようになるまで1ヶ月以上かかりました。
生後8ヶ月
麦茶を60ml以上飲めるようになったら、食後に水分補給として哺乳瓶で飲ませていたミルクを卒業
昼寝後のミルクをストローで飲む練習開始
生後10ヶ月
昼寝後のミルク(当時60mlほどの少量)をストローから飲めるようになる前に昼寝後のミルク卒業、朝食時のミルク(240mlのうち半分ほど入れて)で練習開始
まずストローで渡し、本人が飲める範囲で練習!飲みきれなければ飲めたことを褒めて、哺乳瓶に切替
コップ飲み練習開始!
昼食時・おやつの時間の水分補給で練習、ミラクルカップやリッチェルをメインにまずは練習→1ヶ月ほど毎日行うも全く飲めず
斜めのディーカップを導入→麦茶はコップで飲めるようになる
1歳直前
朝・就寝前も全て哺乳瓶を使わずにストローで飲めるようになる
試したアイテム×レビュー
10ヶ月くらいまでコップもストローもほぼ上達しなかった、常に半分は口から出すような状態だっため、いろいろな商品を試した経験からレビューしていきます!
コップ飲み練習アイテム
ドイディーカップ
xでもInstagramでもほとんど見かけたことがない商品ですが、息子がコップ飲みできるようになったのはこれのおかげ!
これを最初から試せばよかったと後悔するほどおすすめなアイテム
おすすめポイント
- 作りがシンプル
シンプルだからこそ、そのまま普通のコップに移行しやすい - コップが斜めになっている
上を向かずそのままの姿勢で飲むことができる→傾けたら飲み物が出てくるのを学習しやすい - 飲み口が楕円になっている
口にフィットしやすい - 両手持ちしやすい
- めちゃくちゃ洗いやすい
- 食洗機OK
デメリット
- 蓋がない
- こぼしやすい
マンチキンやリッチェルのものと違い蓋がないため最初は頭から水をかぶる可能性あり
マンチキン ミラクルカップ
SNSでよく見かけるミラクルカップ
息子はこれでは一滴も飲めなかった…
大人でも正直飲みにくくない?というのが私の感想
よく外蓋を外すと飲めるようになったと見かけるのでそれも試したけどダメだった…
けどこれで飲めるようになっている子もSNSでは見かける!
おすすめポイント
- こぼしにくい
逆さまにしてもこぼれにくい構造なので親としてはかなり助かる - 両手持ち手つき
- 口周りの筋の発達をサポート
- 蓋付き
持ち運びしやすい蓋付き
デメリット
- 飲みにくい
結局上のシリコンを外して飲ませる人も多いくらい飲みにくい - コップを傾けたら水が出るの仕組みが学習しにくい
- 洗いにくい
リッチェル コップでマグ
いきなりストローマグで人気のリッチェルですが、実はコップタイプもあり息子はドイディーカップを購入するまでこれを使ってた
上達はせず、蓋を外す技術がただただアップした
おすすめポイント
- 蓋付き
蓋さえ外されなければこぼれにくい - スプーン飲みのようにはじめられる
- 両手持ち手つき
- 食洗機OK
デメリット
- ふたを口で外されてただのコップになりがち
- 少し飲みにくそう
ストロー飲み練習アイテム
リッチェル いきなりストローマグ
ストローのみはこれでマスター
コップ飲みができるようになったのが遅かったため、哺乳瓶卒業はこれでできたようなもの!
おすすめポイント
- 押すと出てくるので上手に吸えない子でもとりあえず練習できる
- ストローが太い
- おでかけマグと同じ太さのストロー
お出かけで飲めない!の心配が最小限
デメリット
- ふたを外されやすい
- ストローぶちぶち噛んでダメになりやすい
- 押したら出るので「吸う」を学習するのに時間がかかるかも
スパウト
ピジョン マグマグコロン
おすすめポイント
- 生後5ヶ月から使える
- 母乳実感と同じニップルなので哺乳瓶をもって飲む練習にもおすすめ
デメリット
スパウトの口が柔らかくスパウト練習にはあまり向かないかも
ミキハウス マグセット
おすすめポイント
- 持ち手付き
- スパウトが硬めなのでなかなか練習が進まない子にも試しやすい
さいごに
今回はトレマグについてまとめました。
ジーナ式においてのトレマグの進め方、トレマグ拒否の対応、ジーナ以外ではどうか…
息子が哺乳瓶を卒業できたのは1歳近くでした。
10ヶ月頃にようやくストローで飲めるようになり哺乳瓶を卒業しました。コップ飲みは1歳すぎにマスターしたので哺乳瓶卒業が先でした…
それまでも練習をしていなかったわけではなく毎日コツコツ練習はしていました。
後から知ったのですが、コップ飲みを優先した方が良かったかななんて後悔も…
ストローではなくコップのみを習得できるのが好ましいとも言われている辺りは、ご自身で情報収集・判断してください。
参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Todd
▪️Gina Ford「The Contented Little Baby Book of Weaning 」,Ebury Digital ,2012/4/24