こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。
本記事では
本記事では前回の記事同様、実際にやってみて・相談を受けてきた経験を元にポイントをまとめていきます。
※ネットなどで簡単に検索して出てくるスケジュールでは不十分です!必ず本を読みましょう
ステップアップの目安
4〜6週ステップアップの条件は以下の通りです。
☑︎体重が十分に増えている
☑︎授乳間隔が少し空いても問題ない
生後4〜6週 授乳のポイント
2-4週と大きく変わる点は①③です!
①6週前後の成長期で授乳量を増やす
6週前後に成長期がきます
毎回飲み切っているようであれば授乳量を増やしましょう
【母乳の場合】
朝イチの搾乳を30ml減らし、10:30の搾乳をやめる
【ミルクの場合】
7:00,10:30,18:15の量を30ml増やし、足りない場合は22:00も増やす
Question
増やさないとどうなるの?
Answer
・早くお腹が空く→授乳リズムに影響
・寝付きが悪くなる、途中で起きる→睡眠リズムに影響
・日中量が減るので夜早く起きる、複数回起きる
などのトラブルにつながる可能性があります。
②8:00以降の授乳は控える
これ以降に授乳をすると、10時台の授乳量に影響が出てしまうためです。
Question
10時台の授乳にどんな影響がでる?
Answer
しっかり飲むことができなくなり、昼寝で空腹で寝付けない・起きてしまうトラブルに繋がります
③10:00の授乳を少しずつ10:30に遅らせていく
2〜4週までは10:00と11:30の2回で行っていた授乳が10:30の1回になります。
Question
なんで授乳の時間を少しずつ遅らせる必要があるの?
Answer
この時間は時間をかけて徐々に遅くなっていき9ヶ月以降は11:45まで遅くなります。
これは後々の昼食の時間になります。
時間をかけて徐々に遅らせる理由は、
・体が大きくなり胃の容量も大きくなり1回に摂れる量が増えるため
・体慣らしのため
④15:15以降は授乳は控える
これ以降に授乳をすると、17時・18時の授乳量に影響が出てしまうためです。
Question
17時・18時にどんな影響がでる?
Answer
17時の量が減ると18時でたくさん飲むことになり22時台の時に起きれない・しっかり飲めなくなるトラブルにつながります
一方で17時、18時どちらも量が減ると、19時の就寝で寝付けないまたは、22時より早く目を覚ますことの原因になりかねません
⑤17、18:00は振分授乳
19~22:00まで空腹で起きることなくぐっすり眠るため・22:00台に必要な量をしっかり飲むためです。
Question
17:00に全量飲ませようとすると?
Answer
22:00前に起きてしまう、1日に必要な量に足りないため22:00以降の睡眠に影響する可能性があります17:00は完全に空腹な状態ではないので、フル量をしっかり飲むことができないためです
Question
18:00に全量飲ませようとすると?
Answer
22:00で必要な量をしっかり飲むことができなくなり、22:00以降の睡眠に影響する可能性がありま
空腹な状態で22:00を迎えることができないためです
⑥18:00の授乳は寝室で薄暗くして、話しかけたり目を合わせたりしない
月齢の低い赤ちゃんは特に、興奮してしまうと寝付きが悪くなってしまうからです。
⑦22:00台の授乳をスキップしない
もし起こさないで少しでも長く寝てくれたら、その時に飲ませればよくない?と思う方も多いと思います。
その方が楽なその気持ちはよくわかります!
しかし、実は低月齢のうちからこの時間に起こすことに慣れておくことが重要です。
この時間の授乳の必要性を感じるようにようになってから(大体3ヶ月以降に実感する人が多いです)起こそうとしても起きることに慣れてないため起こすことそのものが困難になってしまうからです。
Question
22:00台をスキップするとどうなるの?
Answer
夜通し寝ることができるようになる時期になっても24〜7:00の間で時間は不規則に2回起きる可能性があります
⑧22:00台の授乳は45〜60分は起きていること
目を覚ましてからちょうど1時間後くらいに寝るように調整できるといいです。
Question
飲み終わったらすぐに寝かせるとどうなるの?
Answer
以下の2つのトラブルにつながる可能性があります
・2〜3:00の間に目が冴えてしまう
・2〜5:00の間に2回起きる
生後4〜6週 睡眠のポイント
睡眠についてはほとんど変わりません。
①③⑥の時間が1-2/2-4週より少し長くなったくらいです。
①最長2時間は起きていてもらう≠2時間起こしておかなければいけない
2時間起きていなければならないということではありません!
「どんなに長くても2時間」という意味で体力がなければ1時間30などもっと早くに寝かせてもいいということ。
Question
体力が2時間もたない子をスケジュール通り2時間起こしておくとどうなる?
Answer
疲れすぎてしまい寝付くのが困難になる場合があります
②昼寝は14:30までには完全に目を覚ましていること
もし昼寝がうまくいかなかった、少ししか寝ることができなかった場合は夕寝を2回にわける(夕寝分割)方法もあります。
Question
14:30以降も寝ているとどうなる?
Answer
14:00台の授乳の時間がずれ込んでしまい、授乳のポイント②へつながります
③16:15までは起きていてもらう
お昼寝がしっかりできた場合は、19:00の就寝をスムーズにするため16:15までは起きていてもらいましょう。
Question
16:15まで起きていることができない、どうしたらいい?
Answer1
本に記載されてる基本の対策は、「眠気を誘うため、厚着をさせない」です
他には、体を軽く拭いてあげる、オムツ替えをするなどがおすすめです
Answer2
どうしても起きていることができない場合は夕寝分割を活用しましょう
④ 17:00以降は眠らせない
19:00に寝かしつけをスムーズにするため
⑤19:00の就寝は18:30に寝かせないといけない場合もある
「原則、目を覚ましてから2時間経った時点でベッドへ連れていくこと」と記載されているが、別のところには低月齢の赤ちゃんは(体力的に)18:30に就寝を早めることもあると言われてます。
⑥お昼寝上限4時間45分は目安
必ずこの時間内にしなければならないということではありません。例外はもちろんあってそれはどんな場合か。「通常より長く寝る必要のある子」です。
Question
「通常より長く寝る必要のある子」ってどんな子?
Answer
以下の3つに当てはまる子です
・日中の活動時間が短い
・夜の就寝時間にはすんなり寝つく
・夜中の授乳後もすぐ眠る
生後6〜8週 授乳のポイント
4〜6週と6〜8週では授乳も睡眠もほとんど変わらないため、4〜6週とポイントの中でも違うところのみを挙げます。
①10:00台の授乳を少しずつ10:45まで遅らせる
4〜6週目で10:30まで遅らせた授乳が10:45になります。
ただし、早朝の授乳があり7:30は軽く授乳をしている場合は10:30までもたないので10:00での授乳を続けましょう。
Question
なんで授乳の時間を少しずつ遅らせる必要があるの?
Answer
この時間は時間をかけて徐々に遅くなっていき9ヶ月以降は11:45まで遅くなります。
これは後々の昼食の時間になります。
時間をかけて徐々に遅らせる理由は、
・体が大きくなり胃の容量も大きくなり1回に摂れる量が増えるため
・体慣らしのため
②日中に1日の必要な授乳量をほとんど飲む
1日に必要な目安量は体重(kg)÷454×70mlです。
③何日か連続で長時間眠ったらコアナイトメソッドを行う
コアナイトメソッドについては☟記事をご覧下さい。
①16:30までは起きていてもらう
お昼寝がしっかりできた場合は、16:30まで起きていてもらいましょう。
Question
16:15まで起きていることができない、どうしたらいい?
Answer1
本に記載されてる基本の対策は、「眠気を誘うため、厚着をさせない」です
他には、体を軽く拭いてあげる、オムツ替えをするなどがおすすめです
Answer2
どうしても起きていることができない場合は夕寝分割を活用しましょう
②お昼寝上限4時間は目安
必ずこの時間内にしなければならないということではありません。例外はもちろんあってそれはどんな場合か。「通常より長く寝る必要のある子」です。
Question
「通常より長く寝る必要のある子」ってどんな子?
Answer
以下の3つに当てはまる子です
・日中の活動時間が短い
・夜の就寝時間にはすんなり寝つく
・夜中の授乳後もすぐ眠る
③半ぐるみに慣れさせる
6週が終わる頃には9:00と19:00の睡眠時はSIDSリスク回避のため、両腕は覆わず半ぐるみに慣れさせましょう。
さいごに
よく言われる魔の3週が過ぎ生後1ヶ月になる頃には寝ない、飲まないなどドラブルが現れはじめてジーナ式をはじめてみようと考える人も多いのではないでしょうか。
そんな時に本を手にするとまず最初にスケジュールのところを開きがちですが、ジーナ式をやる上でのポイントは残念ながら、そこには記載されていません。
けれど今困ってるから始めるんだ!そんな人にこの記事が届いたら嬉しいです。
参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20
▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31