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【ジーナ式】生後3~4ヶ月 ポイントまとめ

こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。

本記事では

本記事ではこれまでの実践編の記事同様、実際にやってみて・相談を受けてきた経験を元にポイントをまとめていきます。

※ネットなどで簡単に検索して出てくるスケジュールでは不十分です!必ずを読みましょう。

睡眠のポイント

①無理に2時間起こしておかない

2時間前後は起きていていられるはず=2時間きていなければならないということではありません!
3~4ヶ月になってもまだまだ2時間起きていることは難しい子はたくさんいます。

参考文献 愛波綾「ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド」,講談社,2018/6/15

Question
体力が2時間もたない子をスケジュール通り2時間起こしておくとどうなる?
Answer
疲れすぎてしまい寝付くのが困難になるになったり、お昼寝途中で覚醒してしまう等トラブルにつながる可能性があります

お子様の体力に合わせて、朝寝分割や夕寝分割を活用してスケジュールを調整しましょう。

②14:30までには目を覚ましていること

Question
14:30以降も寝ているとどうなる?
Answer
14:00台の授乳の時間がずれ込んでしまい、その後の授乳へ影響してしまう可能性があります

もし昼寝がうまくいかなかった、少ししか寝ることができなかった場合は夕寝を2回にわける(夕寝分割)方法もあります

③16:00頃に湯冷ましを飲ませる

この時間に湯冷ましを飲ませる理由について明記されていません。
推測ですがこの時間に飲ませるのは

・3~4ヶ月はこの時間でくずりやすい
・著書ではこの時期には夕寝がない

この2つの理由から、飲ませることでの眠気覚まし、気分転換の意味があるのではないでしょうか。

④お昼寝上限3時間は目安

必ずこの時間内にしなければならないということではありません。
例外はもちろんあってそれはどんな場合か、それは「通常より長く寝る必要のある子」です。

Question
「通常より長く寝る必要のある子」ってどんな子?
Answer
以下の3つに当てはまる子です
・日中の活動時間が短い
・夜の就寝時間にはすんなり寝つく
・夜中の授乳後もすぐ眠る

⑤夕寝なしでいいとは限らない

3ヶ月以降
午前中とランチタイムのお昼寝でしっかり眠っている赤ちゃんは、徐々にこの時間のお昼寝が身近っくなって、10~15分ほど軽く眠るだけになる

・16:30~16:45前後に夕寝を始める
・夕寝が短くなる気配がなくても、将来的にやめられるように数日ごとに2分ずつ起きている時間をのばす

スケジュールがしっかり定着していても、夕寝なしで夜の就寝を迎えることができるのは、3~4ヶ月のスケジュールをトラブルなくスケジュール通りに運用できる「体力のある子」が前提です。

というのも…
日本眠育推進協議会の三池輝久先生によると、生後7ヶ月を過ぎると1日3回のお昼寝を2回(午前と午後)になると言われています。

参考文献:三池輝久「赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病」,集英社,2021/2/17

お子様の体力にあわせて夕寝の有無・長さは調整してあげましょう

授乳のポイント

①授乳量

4ヶ月未満の場合の1日に必要なミルク量の基本的な計算方法
体重(g)÷454×70

一方で3~4ヶ月では夜間の授乳が必要ない具体的な数字も記載されています
(=夜通しするのに必要な授乳量の目安)

7~23:00の間に998~1130ml

②成長期には7:00の授乳量を30mlほど増やす

成長期には授乳量が増える子がほとんどです。

Question
成長期がわからない、目安は?
Answer
毎回ミルクを飲み切っている場合は成長期と疑っていいでしょう

他にはリープ直前、リープ中であるなどは分かりやすい目安です。

③7:45以降の授乳は控える

これ以降に授乳をすると、10時台の授乳量に影響が出てしまうためです。

Question
10時台の授乳にどんな影響がでる?
Answer
しっかり飲むことができなくなり、昼寝で空腹で寝付けない・起きてしまうトラブルに繋がります

④11:00授乳開始に近づける

朝寝分割を行っている場合は完全に11:00授乳開始にすることは難しいかもしれませんが、可能な限り11:00に近づくよう10:30、10:45から遅らせましょう。

※7:00の飲む量によって振分授乳している場合

Question
なぜ11:00に遅らせる必要があるの?
Answer
考えられる理由は2つです
①低月齢のころは10:00だった授乳は、最終的に12:00のランチタイムになるから
②7:00に飲む量が増えて3時間の授乳間隔が4時間と開くから

⑤15:15以降は授乳は控える

これ以降に授乳をすると、17時・18時の授乳量に影響が出てしまうためです。

Question
17時・18時にどんな影響がでる?
Answer
17時の量が減ると18時でたくさん飲むことになり22時台の時に起きれない・しっかり飲めなくなるトラブルにつながります
一方で17時、18時どちらも量が減ると、19時の就寝で寝付けないまたは、22時より早く目を覚ますことの原因になりかねません

⑥22:00台の授乳を10分ずつ繰り上げる・授乳量を減らす

STEP1
夜通し寝が2週間続いたら、この時間の授乳時間を徐々に減らして30分間にする
STEP2
3日おきに10分ずつ授乳開始時間を早めて最終的に22:00開始にする
STEP3
覚醒させず半分眠った状態で授乳する
STEP4
徐々に22:00の量を減らしていく

すでに22:00に授乳を開始している場合

授乳量を徐々に減らしていき、今まで60分起こしていたのを30分に減らしていきます。

Question
どのくらいまで量を減らすの?
Answer
1日4回210~240ml飲んでいる場合は120~180mlで十分

7~18:00までで840~960ml飲んでいる場合は、夜通し眠ることができる範囲で120~180mlまで減らします。

STEP3で早朝覚醒するようになった場合

早朝覚醒に起きる場合は、2回に分けて1時間起こしておくのをしばらく続けましょう。

⑦入浴前後の振分授乳のやめどき

✔︎2週間連続で夜通し寝ている
✔︎17:00の授乳でお腹があまり空いていない
✔︎17:00をやめても22:00台の授乳量が大幅に減らず、夜通し寝も問題ない

以上の3つに当てはまるようであれば振り分け授乳をやめても構わないと記載されています。早ければ、この月齢で当てはまる赤ちゃんもいるでしょう。

ですが、離乳食を開始するまでは可能な限り続けることを著書ではおすすめしています。
理由は17:00をやめると⑶の条件でトラブルが起こりやすいためです。

さいごに

3〜4ヶ月のスケジュールでは、2ヶ月までといろんな箇所が少しづつ「時間」が後ろ倒しになっていきます。

ここでお伝えしたいスケジュールのポイントは授乳はできるだけ月齢に合わせて、睡眠は体力に合わせてということです。

その理由は「5,6ヶ月に始まる離乳食に向けて」です。
離乳食の始まる前に

・授乳のリズムを確立していること
・離乳食を予定している時間に空腹になっていること

私の経験ではこの2つは少しでも離乳食をスムーズに始めるために必要だと思います。
そのための準備として、3〜4ヶ月は授乳のスケジュールはできるだけ月齢に合わせることをおすすめします。


参考文献

▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20

▪️Gine Ford「The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers 」,Ebury Digital,2012/3/31

 

 

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