Twitter・Instagramでのジーナ式の個別DM相談人数100人以上の経験からジーナ式を独自に考察・解説

【ジーナ式】経験者が考える!ジーナ式って何?

こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりベビーに育てたママです。

本記事では

ジーナ式、個別DM相談人数100人以上の経験から、ジーナ式について「ジーナ式とは何か?」「ジーナ式で得られるもの」「ジーナ式のメリット デメリット」などを考えていきます

ジーナ式とは

幸せで元気いっぱいの満ち足りた子になるように、生まれたばかりの赤ちゃんに一定の生活リズムを身につけさせるにはどうすればいいか

【快眠講座】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
第2章 なぜ赤ちゃんの生活にスケジュールが必要なの?

 

ジーナ式とは、生活リズムを身につけより健康よりご機嫌に過ごすために 睡眠の時間」「授乳の時間」「遊びの時間」の3つを軸を元にナニーによって考えられたスケジュールです。

そのうえでよく見かけるジーナ式に対する質問に私の見解でお答えしていきます。

Question
ジーナ式はネントレ?
Answer
ジーナ式とはネントレではなく赤ちゃんの生活リズムを整えることで赤ちゃんとママが笑顔で過ごすためのスケジュールです。

Question
ジーナ式をしたら夜通し眠るようになるの?
Answer
それはNOです
ジーナ式は、無理に夜通し眠らせるものではありません

日中の授乳や睡眠時間を管理することで、夜中に目を覚ますのを最小限に抑えることが目的であり、結果として夜通し眠る赤ちゃんが多いだけです

Question
ジーナ式って毎日決まったスケジュールなの?
Answer
おおよそ毎日の目安となるスケジュールで過ごします
しかしその日の様子や成長で日々微調整が必要なので、100%毎日全く同じスケジュール・時間になることはありません

Question
ジーナ式って赤ちゃんと親は別室なの?
Answer
生後6ヶ月までは親と同室を推奨しています
しかし同じ布団やベッドで寝ることは、突然死のリスクがあるため推奨していません

6ヶ月以降別室にするかどうかは、人によりけりです

Question
ジーナ式って赤ちゃんがベッドで泣いていても抱っこしない、授乳しないの?放置なの?
Answer
空腹で泣いている場合は、即授乳します
抱っこであやすこともあります

空腹ではない、その他の不快な要素がないと判断できる場合に限り、自分の力で眠れるように一定時間見守ることがあります
基本的には20分以上何かしらの介入なく泣かせ続けることは、推奨していません

メリット

赤ちゃんにとってのメリット

生活リズムが早期に身につく

・食事や睡眠の自然なサイクルに合わせてスケジュールが作られている
・お子様にあわせて調整できるように配慮されている

Question
規則正しい生活リズムって必要?
Answer
規則正しい生活リズムは、人間の身体に関わる様々なリズムに繋が理、そして次のような事にも関わっていると言われています。
・自律神経の働き
・脳機能のバランス
・免疫機能の統一
・筋肉調整運動 など

健康に日々を過ごすために規則正しい生活リズムは必要不可欠!

Question
生活リズム、早期から身につける必要ってある?
Answer
生活リズムは1歳半~2歳には出来上がり、それが今後の人生の土台となる、と近年の子供の睡眠に関する研究でいわれています。

そして生後1ヶ月半頃には24時間のリズムが顔を出してきて、生後4ヶ月頃には昼夜の区別がつくようになってきます。

昼夜の区別は勝手にできるわけではなく、親のサポートがあってこそ!
そのため生後1ヶ月~3ヶ月の早期からリズムのある生活が近道になるのではないでしょうか

参考文献
三池輝久「赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病」,集英社,2021/2/17

ジーナ式では、睡眠だけにスポットライトを当てているのではなく「授乳」「睡眠」「遊び」の3つの軸をもとに生活リズム作りを早期からできるのもメリット

親にとってのメリット

赤ちゃんが泣いている理由がわかりやすい

  • 赤ちゃんの要求にすぐに応えることができる

先のスケジュール、トラブルを予測できる

  • 今後、起こる可能性のあるトラブルに対して予習ができる
  • 先にトラブル回避の調整ができる

夜に長く寝るリズムができる

  • 夜にのんびり親の時間、夫婦の時間が楽しめる
  • 夜に長く寝ることで赤ちゃんも親も日中、寝不足でイライラする可能性が低くなる

デメリット

赤ちゃんにとってのデメリット

赤ちゃんにとっての直接的なデメリットは私はないと思います。

ですが、ジーナ式をしっかりと理解せず

  • 長時間泣かせ続けること
  • 空腹なのに授乳をしないこと
  • 日中起きている時の接し方に問題がある

これらがある場合、健康・愛着形成に問題が生じる可能性があるのでは?と私は考えています。

しかし、それはジーナ式による直接的なデメリットというよりは、ジーナ式への不十分な知識・理解で起こり得るデメリットかと思います。 

また、

  • ジーナ式をすることで親が常にイライラしている
  • 夫婦・家族でジーナ式への認識が異なる

これらは、赤ちゃんの情緒面でもそうですが、夫婦・家族でジーナ式への認識が異なり赤ちゃんに対して一貫した対応ができないことで赤ちゃんが混乱し「スキル習得に対してにデメリット」なのでこれもジーナ式そのものの直接的なデメリットというよりは二次的な事柄で起こり得るデメリットかと思います

親にとってのデメリット

まず何より本が読みにくい!

どんなにSNSやインターネットのジーナ式の情報を見たとしても、本を自分で読み理解しないことにはジーナ式の本質は理解できません。

その割には、本が読みにくい、内容があちこちに飛ぶ、理解しにくいことが、1番のデメリットであると思います。

科学的根拠より経験則

全てにおいて科学的根拠があるのか、ないのか、私たち読者にはわからず、多くはジーナ氏の経験則から作られてる育児法であるのがジーナ式です。

ゆるジーナって?

SNSやネットでは、「ゆるジーナ」や「ゆるゆるジーナ」などを目にしたことがある人も多いと思います。これは、主に「取り入れられるところだけ取り入れている」ということではないでしょうか。

ゆるくやろうが、しっかり取り入れようが、お子様と保護者にとって健康で快適に過ごせるのであればどちらでもいい!というのが私の考えです。

しかし、注意してほしいのは

“ゆるく”する場合でもジーナ式の本をしっかり読んで理解をしていること

これは必須だと思います。

しっかり理解してゆるく取り入れているのであれば、先ほどデメリットとしてあげたような何時間も泣かせたり・時間じゃないから授乳しないなどはあり得ないと思います。

他のねんねトレーニングメソッドを取り入れている場合は、例外

そしてしっかり理解していれば、実践者の性格や家族の生活スタイルに合わせて、何はゆるくできて何はゆるくしないほうがいいか、調整の幅は十分にあるのではないでしょうか。

ジーナ式にこだわらなくてもいい

ここまでジーナ式についてのみの記事しか投稿していないので、ジーナ式をブログのテーマにしている私がいうのもなんですが…

ジーナ式にこだわる必要はない

家族の生活リズムと合わない、お子様に合う感じがしない、保護者自身の性格に合わないなど、「何か」合わないならジーナ式にこだわる必要はないです!

生活リズムを身につける、睡眠の問題を改善する方法は、ジーナ式以外にも選択肢はあります!

ジーナ式をやろうと思ったきっかけ・目的は、なんですか?
それは、必ずしもジーナ式でないと実現できないことですか?

おそらく、その目的はジーナ式しか選択肢がない、ということはないと思います。

例えば、ジーナ式に近いような著書であればトレイシーホッグ氏の育児法があります。
最近ではソフィア式やNAPSなどもジーナ式と一緒に取り入れている人多いです。


乳幼児の睡眠に関する専門のコンサルタントに相談するのも方法の1つです。
医学的なサポートでは、乳幼児の睡眠外来がしっかりと今の日本にはあります!

ですので、「何か」合わないと感じたら他にも選択肢があることをどうか、忘れないでほしいです。

ジーナ式 向いている人はどんな人?

健康な赤ちゃん

何かしらの病気を抱えているお子様には、その病気に対する保障がないのでおすすめできません
またジーナ式を普段からしている子でも風邪や中耳炎など病気の時は、ジーナ式ではなく優先すべきは治療と医師からの指導です

赤ちゃんの生活リズムを整えて子育てをしたい人

そして親もある程度、生活リズムがある人

赤ちゃんの観察をよくできる人

目安となるスケジュールがあるのがジーナ式ですが、そこからお子様に合わせて調整するには本の知識だけではなく、親であるママ・パパの観察眼が必要です。
本当に必要な授乳量は?
どのくらいなら機嫌よく起きていられて、どのくらいで眠くなるの?
長く寝る必要があるタイプかも? など

細かい記録を続けることができる人

記録をすることもジーナ式では重要なポイントです。

・睡眠時間(開始時間/終了時間/長さなど)

・授乳の記録(授乳量/授乳時間)

・排便状況

など基本的なことはもちろんですが、

・原因のわからないトラブルがある時

・何か異変があった時

小さなことでも記録をすると解決への糸口になることがあるからです。

臨機応変に考え、対応できる人

毎日同じように過ごしているつもりでも赤ちゃんも人間なので、毎日同じ1日になるとは限りません。
もしいつもと違う変化があった時にどう対応するかは、SNSや第三者ではなく「保護者」が決めることです。

前向きな姿勢で取り組める人

この2項目はジーナ氏は挙げていることです。

ですが、ジーナ式のデメリットとして挙げているように保護者がジーナ式を取り入れることで常にイライラ・不安であったりする場合はおすすめしません。そういう点からジーナ氏もこれを挙げているのではないでしょうか。

最後に…ジーナ式と取り入れている赤ちゃんとママ・パパが健康で笑顔に過ごせることを願っています。


参考文献
▪️ジーナ・フォード「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」,朝日新聞出版,2020/1/20


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