こんにちは、KANAです。2020年1月生まれの男の子をジーナ式で、いつもニコニコぐっすりキッズに育てたママです。
本記事では
今回は、SNSでも度々見かける「トレイシー」の哺乳瓶卒業、トレマグ練習についてです。
ジーナ式が起動にのるまではこのトレイシーを活用する方も多く、ジーナ式と同様にネントレというよりは日々の生活のための育児本です。
そのトレイシー式ではトレマグについてどのように記載されいるのでしょうか。
トレイシーの哺乳瓶卒業に関する考え方
一般的には1歳、遅くても1歳半までには哺乳瓶をやめることが推奨されているが2歳までは時間があるとトレイシーは考えている
2歳以上になっても哺乳瓶がやめられない場合
哺乳瓶をおしゃぶり代わりにしている可能性がある
- 子供を泣き止ませるための手段になっていないか
- 寝かしつけの道具になっていないか
対策
- 哺乳瓶の規則を作る
寝る時だけ、寝室の中だけ - おやつを持ち歩く
哺乳瓶から栄養をとるのをやめる - 癇癪には違うやり方で対処
- 哺乳瓶の魅力を(物理的に)なくす
①初日に乳首に1cm弱の切り込みを入れる
②4日後に×になるように切り込みを加える
③3日後に×のうちl×lこのように切り込みを加えて三角形を2つ作る
④3日後に残っていた三角形2つを切って四角の穴にする
トレマグ練習
練習開始時期
母乳育児でもミルク育児でも、生後6ヶ月には練習を開始を推奨
練習頻度
毎日試しても3週間〜1ヶ月かかる
毎日試していなかればもっとかかる
アイテムについて
おすすめのアイテム
赤ちゃん用のトレマグとして販売されているもの
理由は、流出量を調整できるためで赤ちゃん自身で持てるので独立心を養う
推奨しないアイテム
ガラスのコップ
色んなタイプで試す場合
すぐに飲める子は少数でどんなタイプの物でも最低1ヶ月は試す
練習のポイント
飲ませる姿勢
膝の上で向こう向き(向き合わない)で座らせて、赤ちゃんの手に持ち手を握らせて口に持っていく
※機嫌のいい時にやる
「何を」「どのくらい」入れて練習するか
おすすめ
- 30ml以内の水
- 母乳orミルク
おすすめしない
- たくさん入れる
赤ちゃんには重たいため - ジュースなど
トレマグ=甘い液体の結びつくと他のものを飲まなくなる
よくあるトラブル
ミルクだけマグから飲まない場合
ジュースなどはマグから飲めるけど、ミルクだけマグから飲むのを拒否する場合
食事の時にマグを2つ用意する
- いつもの液体(ジュースなど)を30ml
- ミルク60ml
飲ませ方
- 一口いつものを飲んだらそれを遠ざけ、ミルクを勧める
- 嫌がったら1時間後にもう一度試す
- 飲めるようになっても膝で試す
さいごに
今回の哺乳瓶卒業、トレマグ練習についてのまとめは、私の相談者さんへ提案する時にとても参考にしている内容です。
ジーナ式では「ミルクだけマグから飲まない」トラブルに対する事例が挙げられていません。
しかし、これは悩みとしてよくある事例です。
1歳前のお子様であれば時間が解決するお子様も多いですが、1歳過ぎている場合は既に時間が解決していないため具体的にどう練習したらいいかわからず悩まれている方も多いです。
このようにジーナ式では挙げられていない事例を、うまく補ってくれるトレイシーなので今回は1つの記事としてまとめました。
参考文献
◾️トレイシー・ホッグ「トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全」,ブックマン社,2006/11/25